「イパネマの娘」の娘さん
昨晩の所さんの「笑ってコラえて!」の続き。
「ゲッツ/ジルベルト」で有名なボサノヴァの名曲「イパネマの娘」。
http://www.youtube.com/watch?v=RWGRO9KH8Mc&feature=related
【THE GIRL FROM IPANEMA *ORIGINAL U.S. VERSION* - YouTube】動画
作詞:ヴィニシウス・ヂ・モライス
作曲:アントニオ・カルロス・ジョビン
このモライスとジョビンが
リオデジャネイロのイパネマ海岸近くにあったバー「ヴェローゾ」で酒を飲んでいた
1960年のある日、
バーにやってきた少女に2人は心を奪われて、
モライスとジョビンが作った曲が「イパネマの娘」。
で、その「イパネマの娘」のモデルになった少女ご本人さん登場!!。
その方はエロイーザ・エネイダ(エロイーザ・ピニェイロ)さん!!
68歳とは思えない若々しさ!!。
http://www.youtube.com/watch?v=fHiz4t_DdLE
【Inoar Professional | Heloísa Pinheiro | Hair Brasil 2012 | JM Cine Digital - YouTube】動画
…エネイダさんがティーンネイジャーの時、
リオのイパネマにあるエロイーザさんの近所のバーにお母さんのおつかいに。
そのバーが旧「ヴェローゾ」、今の「ガロータ・ヂ・イパネマ」。
モライスとジョビンに出会ったエロイーザさんだったが、
ジョビンに「君の為に曲を作るから結婚してほしい」(!)なんて言われてしまったものだから
付き合っていた彼氏⇒実は後のご主人がちょっと待てと直談判する為に
ヴェローゾのモライスとジョビンの所に行くと
…すっかりアミーゴに(笑)。
モライスとジョビンは2人には作った曲の存在を知らせずに
1963年「イパネマの娘」を発表。
そして瞬く間に世界的ヒットに。
マスコミがこの曲には実在のモデルがいるのでは?と詮索したが、
モライスとジョビンがまだ20歳前のエロイーザさんを気遣って
真相を伏せたままに。
すると“私がイパネマの娘”だと名乗る自称イパネマの娘が多数現れる始末に(笑)。
そしてエロイーザさんが20歳になった1965年、
モライスとジョビンが満を持してエロイーザさんが実在のモデルだったと発表。
人気者でかつ美貌だったエロイーザさんはモデル業を開始。
そして翌1966年に結婚して専業主婦の道を歩み、一男三女を儲け
幸せに暮らしていたが…
15年後、ご主人の会社が倒産!!。
エロイーザさんはご主人を助ける為にモデル業を再開!!。
その後三人の娘さんもエロイーザさん譲りの美貌でモデル業で活躍。
その姉妹もこれまた綺麗!!。
で、そのエロイーザさんが歌を歌うという事で、
もしや「イパネマの娘」でも歌うのかなと思いきや
美空ひばりの「花笠道中」を日本語で!しかも歌詞覚えて!!。
エロイーザさんはご主人と二人三脚で今も居合わせに暮らしているとさ。
めでたしめでたし。
