日本サッカーの50年
先程までNHKBSにて
「日本サッカーの50年 第四夜 強国へのはるかな道」が放送されていて、
トルシエ~南アフリカワールドカップ前までの日本代表を振り返っていました。
以前の再放送なのですが…
トルシエの時は懐かしいな~よかったな~とか
ジーコの時は自主性に任せすぎて実はスカスカだったなとか
オシムの時は特殊な戦術は代表よりも時間のとれるクラブチーム向きだよなとか、
岡ちゃんの時は本田△のフォワード起用という博打が大当たりしたからいいものの、あれってその他のフォワード陣の全否定だよなとか
ザックは未だに何をしたいのかようわからんだとか
関塚五輪監督はザック以上によくわからんだとか
日本サッカー協会は更にようわからんだとか…。
そんなここ最近の男子サッカーについて感じているモヤモヤ感を
私にとってはなでしこジャパンがそのモヤモヤ感をスカッとさせてくれている印象があります。
確かにフィジカルとしてのパワーや
いい意味でのサッカーは戦争だ感はなでしこジャパンにはないかもしれませんが、
例えば川澄選手のアジリティーや
宮間選手の技巧やまるでピッチを俯瞰しているかのような視野の広さなどは
思わずほ~としてしまいますし、
運動量でコンパクトに囲い込んでパスをつないでワイドに攻めるサッカーは見ていて面白いですし、
なによりそのひたむきさやクリーンなスポーツウーマンシップや
オヤジギャグのノリオ監督を含めたなでしこジャパン全体が醸し出す一体感は
ギスギスで閉塞感漂う世の中においての明るい希望であり清涼剤です。
先のアルガルベ杯であの澤選手抜きでアメリカに勝ちドイツに後一歩と
ドイツワールドカップカップからの成長ぶりを感じさせたなでしこジャパンには今後も注目度大で
一過性のブームで終わらせてはいけないのと同時に、
男子サッカーしっかりしなさいよ!と苦々しく感じてしまう今宵です。
追記
まさかジョシュア・ケネディが電柱系の高さだけではなく実はテクニカルな選手でナイスガイで
名古屋グランパスに幸運をもたらす選手になるとは
この時には思わなかった
2006年ドイツワールドカップ対オーストラリア戦の夏。