オリジナリティーを持とう!! | FEELIN’ STRONGER EVERY DAY  Only the beginning

オリジナリティーを持とう!!

今夜の一曲、植木等「ウナセラデ・東京」

http://www.youtube.com/watch?v=aB8HMZ3ow5U&feature=related&fmt=18
【YouTube - ウナセラデ・東京/植木等】動画

ギブソンのギターを弾く植木さんカッコイイですね。


http://www.youtube.com/watch?v=RKT43xG3Blk&NR=1&fmt=18
【YouTube - 十二番街のラグ/ハナ肇とクレイジー・キャッツ】動画

http://www.youtube.com/watch?v=aCwmf79eSgk&feature=related&fmt=18
【YouTube - ステージでのハナ肇とクレージーキャッツ】動画

クレイジーキャッツでの成功の前、
元々若かりし頃はジャズミュージシャンだった植木さん、
いろいろと葛藤があったみたいで…



http://www.youtube.com/watch?v=uWuq-9Ey4MM
【YouTube - あの人に会いたい 164 - 歌手・俳優 植木等】動画


>歌い手さんにしても俳優さんにしてもね何か好みの人と言うのがあって
>自分の好みの先輩が浮かぶんですよ。
>それに近づくべく努力して自分のものを出していくという
>こういう勉強の仕方があるんですけど
>「スーダラ節」は日本中探してもサンプルが無いんですよ。
>昭和20年代は僕バンドマンでしたから、歌う歌もジャズなんです。
>ジャズというのは聴いていても面白くないんです。真面目ですから。
>所詮それは味噌汁を食べておしんこを食べて育った人間の底から湧いてくるもんじゃなくて、
>ジャズでオリジナリティーを出そうとするのはね、そんじょそこらの事でオリジナリティーは出ません。
>だからね、人生というものはどっかにオリジナリティーが出てないとその人の存在価値が無いというか、
>死ぬ時に自分の一生を振り返って
>「オレは何の為に生まれてきたのかなあ」なんて思う時があるんですよ。



これは凄い言葉です。

例えば
>所詮それは味噌汁を食べておしんこを食べて育った人間の底から湧いてくるもんじゃなくて…


以前、ブランフォード・マルサリスが「日本人にジャズが理解できるわけがない」と問題発言をした事がありましたが、
それは黒人差別の悲しい歴史から始まったジャズの深い“魂”の部分をブランフォードは言いたかったのかと思います。
そういった黒人文化の本当の深い深い部分を日本人は理解できない事は仕方がない事かもしれませんが、
逆に日本人には民謡や演歌の世界で歌われる“日本人のこころ”の部分を共有していると思います。
外国人の方々には説明しろと言われても説明できない、でも自分たちの心の中にあるこの“日本人のこころ”。
植木さんも若かりし時に感じたのだと思います。



そして、
>人生というものはどっかにオリジナリティーが出てないとその人の存在価値が無い…


これは以前紹介したジミー・パンコウの言葉ともニュアンスの違いこそあれ、
言いたい事は同じだと思います。


http://chicagotheband.com/

$FEELIN’ STRONGER EVERY DAY  Only the beginning-JAMES PANKOW


>自分の居場所を探している若いプレイヤー諸君、自分の名前を知らしめたいプレイヤー諸君、
>肝心なのはテクニックじゃない。君たちの個性はスタイルから生まれる。スタイルがすべてなんだよ。
どれだけ多くの音符を吹けるかじゃない。どうやってその音を吹くかが肝心なんだ。スタイルが君たちの個性になるんだよ。
>マイルス・デイビスを聴けば、すぐにマイルス・デイビスだとわかる。彼にはスタイルがあるからだ。
>ピカソの絵を観れば、すぐにピカソだとわかる。彼にはスタイルがあるからだ。スタイルがアイデンティティになる。
>テクニックは誰でも学ぶ事ができる。ひたすら練習すればいいだけのことだ。でもスタイルは頭ではなく心から生まれるもの。だからこそスタイルを目指すべきなんだ。
>これは他の楽器でもそうだけれど、特に単旋律楽器を吹く管楽器奏者にとって伝えたいのは、スタイルは歌うことと同じだということ。
>フランク・シナトラにもエラ・フィッツジェラルドにもスタイルがあった。セリーヌ・ディオンにもスタイルがある。すぐに彼女だとわかる。
>他の誰とも違うスタイルの持ち主だからだ。管楽器も同じことさ。だからスタイルを開発したまえ。


(SAX&BRASS magazine 2008.07より)

http://ameblo.jp/thebigthing/entry-10349343152.html


“オリジナリティー”“自分のスタイル”“他者との違い”“存在価値”
これはミュージシャンもサッカー選手も同じだと思います。

背の高さ、足の速さ、超絶技巧、スタミナ、突貫小僧、闘魂、叱咤激励、気配り、臨機応変…

そう言った他者には無い何かを持ったもの同士がチームとして融合して勝利を目指す。

これは仕事でも一緒ですね。

上司から「おまえじゃなきゃだめなんだ」という存在価値を示して、
後輩からはもちろん、先輩・同輩からも頼られる仕事人として生きる…大事な事です。

さぁ!!明日も頑張ろう!!。



http://www.youtube.com/watch?v=FRVrTCkPYk0&feature=related
【YouTube - クレイジーキャッツ・タモリ(3)】動画

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