ロバートさん、TBSラジオに生出演!!
20時から約1時間、ロバートがTBSラジオ「カキーン」のコーナー「Kakiiin ×(クロス)」に生出演しました。
以下、ロバートのインタビューの抜粋です。
「ハジメマシテ」「(日本語は)ほんの少しだけしゃべれます」
「今月日本でライヴをやるんだけど、2010年最初のツアーがアジアツアーということで東京初日の前にマニラに行ってコンサートをやり、また東京に帰ってきて、神戸とツアーを行う予定だよ。」
「たぶん12回ぐらい来日公演で来ていると思うよ」「シカゴを始めた時はホントの意味での“Baby”で、今は“Old Baby”だよ。」
「日本は1971年に初来日した時から好きで、古く伝統的な文化と新しい文化とがあって、その両方がいつも魅力的だよ。日本の皆さんはシカゴに対しても自分に対してもいつも親切にしてくれて、71年からいつかは住みたいと思っていたんだけれど、遂に時間ができたので、東京に一カ月滞在するよ。」
「週末にかけて京都に行ったり、今はホテルじゃなくてコンドミニアムにいるので、東京の生活を楽しんで、そして豆腐料理も楽しみたいよ。」「I like Sushi Sashimi No.1 。」
《長い夜♪》
《サタデイ・イン・ザ・パーク♪》
「(新しいメンバーとしては)ルー・パーディニは2ndキーボードプレイヤーでGreatシンガーだよ。ドリュー・へスターはフー・ファイターズからシカゴに参加して、シカゴのメンバーとしては初めての来日で、彼は力強いグルーヴをもたらしてくれるよ。(ウォルター・パラゼイダーが体調の都合で長いフライトは止められているので)アメリカ以外でのコンサートにはレイ・ハーマンが参加するよ。」
「昨年2008年のシカゴ(とヒューイ・ルイス&ザ・ニュースと)の来日公演で、同じ時期にフー・ファイターズも来日公演をしていて、シカゴのメンバーがコンサートを見に行って、その時にドリューが凄いミュージシャンなので、ちょっとシカゴにも来てもらって一緒にやってもらおうじゃないかという話が持ち上がったんだよ。」
「忙しいと時間が経つのが早いということで、曲を書いたり、レコーディングをしたり、ツアーをしたり、ヴィデオを撮ったり、家族の面倒をみなくちゃいけないということで、非常に忙しく過ごしてきたので、あっという間の40年だったよ。」
「アメリカでツアーをしていて、いろんな時代の曲を演奏するんだけれど、お客さんたちが“この曲知っているけれど、これもシカゴの曲だったの”とか“こういう曲もやっているの”とかよく言われるんだよ。本当にいろんなスタイルの曲をやっていて、中には『シカゴ16』や『シカゴ17』がシカゴのデビューアルバムだと思っている人もいるんだよ。コンサートに来てくれる人でも全部の曲を知っている訳ではないので、そんな事がよくあるんだよ。今のシカゴのライヴはいろんな曲をやりながらハードでドライヴするライヴバンドとしてやっているよ。」
「最初にバンドを始めた頃は、ホントに若かったし、経験もないそんな時期から、バンドと共に音楽的にも人間的にも自分たちが成長してきて、そして常に新しい発見があり、新しい曲を書き続けていて、ただロックをやっているバンドとしてではなくて、シカゴ自体が家族であり人生であり、そういう存在であると言う事が、シカゴに育てられたという所が、40年間やってこられた秘訣だよ。」「(メンバーとの喧嘩は…)活発な話し合いだね(笑)。」
「日本の観客はきちんと音楽を聴いてくれる。きちんと座って騒がないんだけれど、とても楽しんでくれていることはわかるよ。日本とヨーロッパはだいたい同じような感じで、シカゴがやろうとしている事を理解しているし、理解しようと努力してくれている。ところが、アメリカではまるでアメフトの試合に来たかのような感じになってしまうので、多分日本に来た外国のミュージシャンは同じ印象を受けると思うよ。」
《クエスチョンズ67/68♪》
「『シカゴ32/ストーン・オブ・シシファス』は1993年にレコーディングしていたんだ。初期のアルバムなんかはメンバーの好きなようにアルバムを作っていたんだけれど、その流れでレコード会社に持っていったら、重役がこれじゃあリリースできないと。もっとバラードを書いて出直してくるか、もし録り直さないのならそのままリリースせずにおこうと。シカゴとしてはバラードをやれという意見にはちょっと従えなかったので、そのままリリースせずに時が経ち、その後ワーナーの方でリイシューとして昔のアルバムを出していた時に、2008年になってやっとこのアルバムを出そうという事で、リリースできることになったんだよ。」
《オール・ザ・イヤーズ♪》
「シカゴは(個性の強いメンバーが集まっているバンドなので)たまにいざこざがあるけれど、ソロアルバムを作るんだったら一人で好きなように作れるので喧嘩をしなくていい(笑)。シカゴとしてやるにはどうかなという曲調とかアイデアがあった時に自分のソロアルバムでやっているよ。「サトルティ&パッション」は自分から見たシカゴへのトリビュートアルバムだと思っていて、シカゴ的な要素が入っているアルバムだと思っていて、気に入っているよ。いろんな人と演奏する、曲を作る事は楽しいことだし、次の自分のソロアルバムの為に布袋寅秦氏と一緒に曲のアイデアを交換して、彼が曲ができた時に随時送ってもらって、アメリカに帰国したらすぐに制作活動にとりかかって、多分シカゴのアルバムよりも先にソロアルバムが出る事になると思うよ。」
《ホエン・ウィル・ザ・ワールド・ビー・ライク・ラヴァーズ?♪》(※ロバートのソロアルバム『マイ・ネイバーフッド』より)
「(今回の出演は)凄い楽しくて、時間があっという間に経っちゃって、言いたい情報とかもいろいろあったんだけれど、とても楽しかったよ。」
「シカゴのロバート・ラムです、日本のファンの皆さんありがとう。若いファンや若くないファンも皆でCD、DVD、カセット、MP3でシカゴの音楽を聴いて、コンサートにぜひ来てください。そして今回は都合が悪くてこられないファンもまた次の機会に是非いらしてください。」「ドウイタシマス(※どういたしまして)」
《素直になれなくて♪》
濃いインタビューであっと言う間の一時間でした!!。
ドリューの参加のきっかけは日本でしたか!!。
まるでセルジオ・メンデスの来日公演をシカゴの面々が見に行った時に、
パーカッショニストのラウジール・ジ・オリヴェイラをスカウトしたのと同じような状況で、
偶然とは言え、興味深いです!!。
そして、まさかロバートのソロ曲がしかもフルで流れる日がこようとは!!。
で、先程の放送でも流れていた "When Will the World Be Like Lovers?"ですが、
幻の「シカゴ18」ヴァージョンがBlue Infinity Musicのサイトにて遂にダウンロードできる事になりました!!(※ダウンロードは有料です)。
http://www.blueinfinitymusic.org/page/get-the-chicago-version
【GET THE CHICAGO VERSION! - Blue Infinity Music】
待っていました!!。
いい時代になったものです☆。