筆子先生 | FEELIN’ STRONGER EVERY DAY  Only the beginning

筆子先生

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あの松本サリン事件から今日で15年となるそうです。

松本サリン事件で思いだすのが
2000年公開の熊井啓監督の映画「日本の黒い夏─冤罪」。
たまたまこの映画に私の知人が出演していた事もあって、
印象深い映画です。

何かのきっかけで映画を知るというのは人それぞれですが、
「冤罪」に関しては知人の出演がきっかけでした。
そして、知人がきっかけと言えばもう一つ。
2007年公開の山田火砂子監督の映画「筆子・その愛 -天使のピアノ-」。
“障害児教育の母”・“福祉の先駆者”と呼ばれた石井筆子の生涯を描いた映画です。

http://www.gendaipro.com/fudeko/
【映画「筆子・その愛-天使のピアノ-」公式サイト】


2年前の公開時にも見ましたが、
先日、2年振りに再度見てきました。
実は現在も都内を中心に全国にて公開されているのです。
会場にいらしていた山田監督とは大変貴重なお話を聞かせていただきました。

http://www.news-digest.co.uk/news/content/view/4842/161/
【イギリス生活情報週刊誌 - 英国ニュースダイジェスト - 「筆子・その愛 ─天使のピアノ─」山田火砂子監督インタビュー】


文明開化の明治の時代に“日本の女子教育の先駆者”と呼ばれた津田梅子と共に
女性の教育と地位向上に力を注ぐ一方で、
美貌と知性で「鹿鳴館の華」と言われていた女性が、
なぜ華やかな社交の世界から障害児教育と福祉への道へと歩んだのか?。
実はこの映画に出会うまで、石井筆子という方の存在を知りませんでした。
この映画から「筆子先生」の子どもたちへ温かなの慈愛の心を感じました。
主演の常盤貴子さんには、役者として演技力としてよりも、
常盤さんの人間性にじみ出る温かさをスクリーン感じました。
この映画がきっかけで常盤さんの私の中での好感度が120パーセントアップしました。
常盤さんを通じて、この映画から「筆子先生」の子どもたちへ温かなの慈愛の心を感じました。

http://www.nhk.or.jp/heart-blog/people/yamada_tokiwa/post_49.html
【NHK福祉ポータル ハートネット - ハートネットピープル - 山田 火砂子&常盤 貴子「映画で見つめる知的障害児教育」 「映画「筆子・その愛-天使のピアノ-」に寄せて」】

また、私はこの映画から山田監督の映画人魂を感じました。
身体にお気をつけて、これからもいい作品を撮りつづけてほしいです。