昨晩の対オーストラリア戦
昨晩の日本×オーストラリア戦は、
日本国民に落胆としらけ感を与え、
そして、2006年ドイツワールドカップでの悪夢の逆転負けの記憶を呼び起こすような試合でした。
“またしてもケーヒルにやられた…”。
闘莉王は攻守に素晴らしい出来でした。
あの高さはやはりアジアレベルでは突出していました。
また、昨晩は闘莉王の背後を狙う動きを相手がしなかったことが、闘莉王の好パフォーマンスに幸いしました。
昨晩の試合は、戦っている選手と戦っていない選手が傍目から見ても顕著だったのが残念でした(x_x;)。
阿部は正しく昨晩の戦犯となってしまいました。
ボンバー中澤の病欠とはいえ、岡田監督は何故山口を先発させなかったのでしょうか?。
闘莉王と同じ浦和ラインを優先したのでしょうか?。
ウッチー内田は、オフェンスが魅力だから、危ういディフェンスは目をつぶれとばかりに裏を狙われていました(→o←)ゞ。
松井はドリブルのアクセント程度の存在感だけで終わってしまいました(><;)。
玉田は今年のグランパスでも非難されている中盤に下がってのこねくりプレイに終始しました。
岡田監督は三人目の交代枠を昨晩使いませんでした。いや、使えませんでした。
低調な玉田を交代させるどころか、セットプレイ時の左足のキッカーとして残す方を優先しました。
岡田監督は何故ここまで玉田にこだわるのでしょうか?。
玉田の特有なプレイスタイルは
マジックマジャールのヒデグチや
トータルフットボールのクライフや
ロマーリオが来る前のドリームチームのラウドルップや
柏レイソルのフランサを連想させますが、
玉田をワントップにすえている岡田監督…たぶん岡田監督は玉田が中盤に下がったスペースに岡崎などを飛び込ませるようなイメージなのでしょう。
ならば、もっと飛び込んでくれる選手が何人もいて欲しいですし、
第一、そこまで玉田ありきな戦術にする程のスペシャルな選手ではありません(-。-;)。
グランパスでは、アーセナルのベルカンプや現役時代のピクシーの様に1.5列目を主戦としていますが、自身の現役時代を玉田にダブらせている(?)監督ピクシーでさえ、
岡田監督の様に玉田をワントップにすえるような暴挙を犯してはいません。
玉田はヨンセンの様な長身のポストプレーヤーがいて、更に輝くのです。
身長がデコボコのフォワードコンビは世界の常識の一つです。
今年玉田が輝いていないのは、ヨンセンが去り、ポストプレイが発展途上のダヴィとコンビを組んでいるからかもしれませんが、
そんなに日本は長身のセンターフォワードタイプの人間が枯渇しているのでしょうか?。
巻もいるし渡邉もいるし大島もいるし…
だから、フォーメーションが4-6-0と揶揄されるのです゛(`ヘ´#)。
一年後も岡田監督でよいのか?。
会長とヒロミの決断に注目しています。
【追記】
我がグランパスにおいては、昨晩の試合は只今交渉中というケネディがどんなプレイをするのかという非常に興味深い試合でした。
ヨンセン程の柔らかさはないものの、
もし入団が実現すれば、玉田・ダヴィを活かし、巻(弟)の成長を促す、そんな魅力的な補強となるでしょう。
※んでもって、ケネディ来日!!。
あとは契約のみ。
http://
【中日スポーツケネディ待ってたぜ! 194センチ豪代表FW 逆転Vの切り札が来たグラニュース(CHUNICHI Web)】
そして、今朝は北朝鮮のワールドカップ本大会進出という話題がありました。
鄭大世などのJリーガーをはじめ、
グランパスOBの安英学もいる
我々日本人にとっても繋がりのあるチームです。
国家間ではいろいろと政治問題がありますが、
サッカーの世界として、純粋に出場を祝いたいと思います。
【教訓】
クラブは成長の場。
日本代表が成長の場ではない。
「学ぶ」という言葉で敗戦の反省を歪めてしまうような報道は納得なりません。