よしりんの「天皇論」→「フラワー・オブ・スコットランド」 | FEELIN’ STRONGER EVERY DAY  Only the beginning

よしりんの「天皇論」→「フラワー・オブ・スコットランド」

今日は小林よしりんの「天皇論」の発売日でした。

(SAPIOの今週号の「ゴー宣」は例の“CRぱちんこおぼっちゃまくん ”問題についての反論でしたが…)

大変興味深く読みました。


天皇と言えば…

春先にNHKで放送されていたドキュメンタリー「象徴天皇 素顔の記録」…

http://www.nhk.or.jp/special/onair/090410.html
【NHKスペシャル|象徴天皇 素顔の記録】

「ハイビジョン特集 ヤノマミ~奥アマゾン 原初の森に生きる~」と
「解かれた封印~米兵カメラマンが見たNAGASAKI~ ジョー・オダネル」と同じくらい
衝撃的だったドキュメンタリーでした。
(「ヤノマミ」は地上波放送された時は、衛星放送に比べ結構カットされていた場面がありましたが…)
ちなみに、ジョー・オダネル氏は「焼き場に立つ少年」という写真で有名な元・アメリカ軍の報道写真家です。
http://www.k5.dion.ne.jp/~jffek324/sadboy.htm
【焼き場に立つ少年】画像


ホンダのインテグラでドライブされる陛下の姿や、
陛下と美智子様と会話を楽しまれながら散歩をされる微笑ましい姿をはじめ、
大変興味深い映像の数々でした。


世の中には
天皇や日の丸や君が代についての突っ込んだ会話をすると
やれ右だやれ左だとして避けたがる傾向があるようですが、
人それぞれ信条はあるとは言え、
私にしてみれば
天皇も日の丸も君が代も
日本人の大事なアイデンティティーの一つであると思います。

もう梅雨の季節になろうとしていますが、
こうして四季折々の豊かな自然の風情を見せる我が国日本。

八百万(やおよろず)の神々の伝説がある神話の国。

お正月には初詣をし、
ひなまつりに七夕に盆踊り…
地鎮祭に相撲に…
フォークとナイフは同じでも、お茶碗とお箸は家族それぞれ別々…そんな日本人。

そんな日本・日本人を内からではなく、外から見た時…
例えば外国に住んだりする時に
自分はなんだかんだ言っても日本人である事を実感し、
日本という国の素晴らしさを改めて実感したりするものです。

例えば「地球市民」論は確かに理想ですが、現実は違います。

世の中には日の丸・君が代を否定する方もいますが、
極論ですが、だったら別の国旗・国歌を作ってみるなり
いっその事日本から出て行ってしまえばいいとも感じます。

私は一時期
星条旗を掲揚し、アメリカ国歌を斉唱していた時期がありました。
それは当然の義務でした。
これは特殊な体験かもしれませんが、
そんな体験があるからこそ
天皇・日の丸・君が代は大事であると感じました。



例えば、サッカーのワールドカップにオリンピックにWBC…
理屈はまず抜きにして感覚で国旗と国歌について感じてみましょう。

私の手元には「ワールドカップで国歌斉唱!」(いとうやまね著)という本があり、
大変興味深い著作でした。


http://www.youtube.com/watch?v=hzMKeN6y-1M&feature=related&fmt=18
【98年フランスW杯 チリ×カメルーン、チリ国歌斉唱】動画

“インテルとマドリーのレジェンド”
サモラノ兄貴の熱唱には熱い物を感じます。
(先日のキリンカップのチリ代表もこのメンツだったら骨太な試合になっただろうに…)

私たちがジョホールバルで、ボルドーで、北京で、ドジャースタジアムで聴いた君が代と
会場にはためいた日の丸に感じた感情
…それを今後も大事にしたいと思います。





今夜の一曲
ザ・コリーズ「フラワー・オブ・スコットランド」


http://www.youtube.com/watch?v=BeOR_sNSPbg&feature=related&fmt=18
【The Corries - Flower Of Scotland】動画


http://www.youtube.com/watch?v=wR6QIYEXCp0&feature=related&fmt=18
【サッカー・スコットランド代表×イタリア代表@ハンプデン・パーク、ロニー・ブラウン(ザ・コリーズ)歌唱】動画


http://www.youtube.com/watch?v=LKFTUbsz-jw&NR=1&fmt=18
【ラグビー・スコットランド代表国歌斉唱@マレーフィールド】動画


元々は1960年代にスコットランドのグループ「ザ・コリーズ」の歌ったフォークソングが、
いつの間にかスコットランドの国歌(※正式ではないが)として歌われるようになりました。

スコットランド…つまり
中村俊輔のグラスゴー・セルティックのあるところ。
「ブレイブハート」の舞台になったところ。
「ハリー・ポッター」の舞台になったところ。
そして、スコッチウイスキーの生産地。

“スコットランド”は“イギリス”を構成している国の一つ。
中学の地理の問題によく意地悪問題で出題されますが、
サッカーかラグビーを少しかじっていれば問題ありませんよね?。
例えば…
マンチェスター・ユナイテッドは“イングランド”のチームで、
監督のサー・アレックス・ファーガソンは“スコットランド”出身で、
ライアン・ギッグスは“イングランド・ユース代表”から“ウェールズ代表”を選び、
マンUの英雄、ジョージ・ベストは“北アイルランド代表”だった…とか。




諸外国の国歌斉唱の光景を見ると
いろいろ考えさせられるものです。