ベイカーブラザーズの「ストリート・プレイヤー」

先程CDショップにて
ベイカー・ブラザーズの今週発売の最新アルバム「アヴィッド・サウンズ」を聴きました。


http://www.emimusic.jp/artist/bakerbrothers/?id=53996
【ザ・ベイカー・ブラザーズ - EMI Music Japan -】

http://www.towerrecords.co.jp/sitemap/CSfCardMain.jsp?GOODS_NO=1896113&GOODS_SORT_CD=101
【@TOWER.JP - The Baker Brothers - アヴィッド・サウンズ】



3曲目はグルーヴが心地よくて大変いいのですが、
5曲目の「ストリート・プレイヤー」は……やはり“本家”シカゴの方がいいかな。

Bucketheadsが「The Bomb」で、
今年はPitbullが「I Know You Want Me (Calle Ocho)」で

http://www.youtube.com/watch?v=E2tMV96xULk&fmt=18
【Pitbull - I Know You Want Me (Calle Ocho)】動画

サンプリングのネタにもなったシカゴの「ストリート・プレイヤー」。


オリジナルは1979年のシカゴのアルバム「シカゴ１３」に収録されていますが、
このアルバムなかなかよいのですよ。



初期の「長い夜」や「サタディ・イン・ザ・パーク」の頃が絶対だと思っている方からは
もうこれはシカゴではない凡作だと揶揄され、
80年代の「素直になれなくて」の頃が好きな方からは
アルバムの存在そのものの知名度が薄い

…そんな可哀そうなアルバムですが、
1978年のアルバム「ホット・ストリート」と共に
今こそ再評価を。
（そして、ビーチ・ボーイズの「M.I.Uアルバム」も再評価を）


シカゴに対する妙な先入観を抜きにして聴けば、
これほど楽しめるアルバムもありません。

「ホット・ストリート」と「シカゴ13」は
元・セルジオ・メンデスでその後シカゴに入ったパーカッションのラウジール・ジ・オリヴェイラが
実にイキイキしているアルバムで、
「ストリート・プレイヤー」で言えば
ゲスト・トランペットはメイナード・ファーガソンで、
ゲスト・パーカッションは元・リターン・トゥ・フォーエバーのアイアート・モレイラで
…と、“そっち方面”が好きな方には実にたまりません。

ご興味ありの方は是非聴いてみてください。



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