AERA 2006年12月11日号から“上野姉妹”を回想してみた | FEELIN’ STRONGER EVERY DAY  Only the beginning

AERA 2006年12月11日号から“上野姉妹”を回想してみた

FEELIN’ STRONGER EVERY DAY  Only the beginning - Southside’s brog-AERA 2006年12月11日号

今、手元に一冊の雑誌がある。

朝日新聞社の「AERA 2006年12月11日号」。

http://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=7760
【朝日新聞出版 最新刊行物:雑誌:AERA:AERA 2006年12月11日号】

その雑誌の66ページの所に

「現代の肖像 上野樹里」

という記事がある。

上野樹里が出演した映画「虹の女神」の原作者、桜井亜美が
「速水由紀子」名義で掲載した上野樹里の半生を探ったルポだ。


実は昨晩、テレビ朝日の「大胆MAP」というバラエティー番組で
上野樹里の実のお姉さんが紹介された。


>★有名人家族の顔全部見せます★

>上野樹里の家族
>姉(まなさん)はシンガーソングライターとして精力的にライブ活動をしている

http://www.tv-asahi.co.jp/daitanmap/
【テレビ朝日|大胆MAP】



私が“2番目のお姉さん”の存在を知ったのは
“じゅりっぺ”が2005年夏に出演した
「とんねるずのみなさんのおかげでした」の「新・食わず嫌い王決定戦」だった。
(たぶん、どこかの動画サイトで見ることができるかもしれませんが)
イルカの調教師や美容師を目指していたけれども、今は歌手を目指しているとの事。

(一番上のお姉さんは自衛官から今はDJを目指しているとの事)
>「かしましいですよ」

とじゅりっぺは語っていたが、
じゅりっぺも強烈だが、お姉さんも負けじと強烈だなという印象を受けた。


それから一年後の2006年冬、
ちょうどAERAの記事が世に出た時期に
その“2番目のお姉さん”が東京で歌手としてストリートデビューを果たした。

その人こそ、昨晩TVで紹介された上野まなさんだった。

2006年冬といえば、“じゅりっぺ”が「のだめ」で大ブレイクしていた時期だった。
妹は「月9の主役」を飾っていた時期に、
姉は時に秋葉原で、時に新宿で、時に代々木公園で
北風の冷たい寒空の中、ホッカイロで冷たくなった手先を温めながら歌っていた。

ショービズ世界の歴然たるの立場の違いを
まなさんはわかっていた。

単に知名度を上げるためなら
妹の名前や、妹の人脈や、妹が所属している大手芸能事務所の力を使う手段もあっただろう。

しかし、まなさんはそれを善しとせず、
あえて血筋を伏せ、声一本で勝負する道を選んだ。
話によると、当時所属していたインディーズレーベルのスタッフの方でさえ、
まなさんの妹が女優だと知ったのは
まなさんが所属してから数ヶ月後だったらしい。

つまり、
「“まな助”(キテレツ大百科のコロ助みたいだと言うことで)の妹ってあの…!?」

という事だったらしい。


昨晩の放送の様に
「上野樹里の姉」という紹介のされ方は過去にも日テレの「ラジかるっ」などのTVや
「週刊現代」等の雑誌で何回もあり、
メディアは面白おかしくネタにはするだろうが、
私が思うに、知るきっかけと言うものは何だっていい。

「上野樹里のお姉さんって歌手やってんだ」

ということで興味を引かれたって全然かまわない。
私もその一人だ。

また、
「まなさんの妹さんってあの…!?」

と後で知った方もいることだろう。
大事なのはまなさん本人が歌手として
どういうキャラクターでどういう才能の持ち主なのかという事。

身体から発せられるヴォイス、
奏でられるメロディーライン、
創造される歌詞、
そして、キャラクターとオーラ…。

まなさん自身はまずキャラクターが確立している。
それを実感するには一にも二にもまずはライヴに足を運んでもらいたい。

フリーになってからはいろいろ試行錯誤しながらの歌手活動のようだが、
これからは自分のやりたい道を突き進みつつも、
同性同世代の女性にもファン層を広げていくことを願うばかりだ。



http://www3.ocn.ne.jp/~ringo/
【上野まな オフィシャルサイト】

http://profile.myspace.com/index.cfm?fuseaction=user.viewProfile&friendID=1002234472
【上野まな - Mana Ueno - MySpace】




追記、


「のだめ」でブレイクするまで、じゅりっぺは“ワガママ”だあるという風評が流れていた。
その片鱗は映画「スウィングガールズ」のDVDの副音声を聞くと窺い知れるが、
思うに、じゅりっぺは単なるワガママではない。
人並み以上のポリシーと執念と妥協をしない姿勢が時にワガママに映るのだけであって、
実にまっとうな事なのだ。 
それに、じゅりっぺ程サービス精神旺盛な方を私は知らない。
「のだめ」のトークショーでは観客のリクエストに応えてなんと“白目”を向いた(!!)。
“月9の主演女優”が“白目”をするなんぞ、じゅりっぺにしかできない。
本当に素直に正直に生きているのだと感心・感動してしまう。

まなさんにもそういう側面があり
やはり姉妹であるなと感じる時がある。

時としてまなさんの歌は姉妹の生き様を示していると思う時がある。
それはまさに上野姉妹のSOUL“魂”の表現だ。


上野まな「心の架け橋」(前半)
上野まな「心の架け橋」(前半)[アメーバビジョン]

上野まな「心の架け橋」(後半)
上野まな「心の架け橋」(後半)[アメーバビジョン]