Previously on The Big Bang Theory・・・

 
ハワード:If that's a working stethoscope...maybe you'd like to hear my heart skip a beat.
女性:No, thanks.
ハワード:No, seriously, you can. I have transient idiopathic arrhythmia.

 

 

ハロウィンパーティーでハワードが女の子に話しかける場面です。stethoscopeという単語の意味を知っていれば、この女の子がどんな仮装をしているのか分かります。また、単語を知らなくてもこのシーンを見れば、この単語が何を指すのか分かります。森鉄さんもstethoscopeを、彼の今日の英単語ツイートにて過去に紹介していました。このツイートは非常に有益なもので、一体どこにそんな未知の単語に出会う時間があるんだという感じで脱帽です。

 

そうですね、これです。これがstethoscopeです。このように画像検索で単語を覚えるのは非常に効率的です。ATSUさんも単語学習法の中で推奨しています(特に単語だけではなかなか覚えられない時)。さらに言うと、日本語から英語(聴診器⇒stethoscope)または英語から日本語(stethoscope⇒聴診器)と覚えたとします。この時点でこの単語は見れば分かるレベル、つまりpassive vocabularyになります。しかし、このような覚え方をすると、話す時に使えるようなactive vocabularyにしようと思った時に、最初は日本語から英語に転換し、アウトプットするというひと手間が加わります。しかし、まず画像を見てそれを表す英単語を覚えるとこのひと手間がなくなると思います。つまりその場合の流れは、画像を見るとstethoscopeという語が浮かぶ、この単語を発信したい時はこの画像を思い浮かべれば自然とstethoscopeという単語が出てくるという感じです。慣れてくれば画像すらも出てこなくなるという具合です。この覚え方は特に名詞に有効ではないでしょうか。このように覚えていれば、その単語への反応速度も上がり、日本語から英語の転換の場合には必要になるテンポの遅れがなくなります。加えて、日本語にしたい場合はこの画像を思い出せば、聴診器という名前が出てきますよね、日本語ネイテイヴなのですから。私はこのようなスタイルが理想だと思います。つまり、英語を使う際は日本語を介さない。しかし、訳そうと思えば訳せる、というものです。たしか駿台の伊藤先生も同じことを書いていました。というわけで、ぜひ画像検索を活用してみましょう。

 

ちなみに今皆さんはstethoscopeという単語を、これを含めれば9回、目にしたことになります(意識的に指示語を使って省略しないようにしました)。次にこの単語を見た時はこの画像を思い出してみてください。または、このブログのことを思い出してから画像までたどり着いてみてください。昔、自分が言った「海外ドラマで出会った単語はそのシーンの情景と一緒に思い出せる」というのはおよそこういう感じです。どこかで見たことあるな~というレベルになって帰っていただければ幸いです。

 

最後は一気に行きましょう。transient「一過性の」、idiopathic「(医)特異性の」びっくり、arrhythmia「不整脈」です。ちなみにidioには「個人特有の」という意味があり、私はidiosyncrasy「特異性」という単語を知っていたので、idiopathicという単語を調べたことはありませんでしたがこの場面では容易に推測できました。

 

昨日のジュンク堂での収穫です。欲しかったCalvin and Hobbes、別のシリーズを読みたかったドラえもん、今話題の土岐田先生の著書、その他4つは自分で見て良いなと思ったものです。やはり近いところに大きな書店があって自分で中身を吟味して選べるというのはいいものですね。ちなみに計1万6千円です。ついでにTOEFLは2万5千円以上します。あの試験は対策の時間は有益ですが、この金額を一瞬で使うことになるだけでなく、TOEICと同じで解説ももらえません。私は昨年、試験をたくさん受けるものいいが、そのお金をもっと有意義に使いたいと思い始めました。実際、TOEFLを年4回受けるより、そのお金でTIME購読、Cartoon購入などしたほうが、長い目で見ればよっぽど知識増強になります。私の理想はこのような趣味に時間とお金を使い、2年に一回くらい受けるTOEFLで満点を取ることです。しかし、個人的に趣味にお金をかけるほうが有意義だとは思っても、毎月TOEICやTOEFLを受ける人を批判しているわけではありません。私は先ほど述べた考えをしているためにかえって、高いお金を払ってまで毎月受験する方を尊敬しています。そして彼らの中にいる趣味にもお金と時間を使うが、試験も漏れなく受験する英語大好きマンはとても恐ろしいですね。そこまでなれたら最強だと思います。おしまい。