がんばらない、でも諦めない -30ページ目

がんばらない、でも諦めない

主にエネルギー、廃棄物問題について書いてます。
ブログやツイートは予告なく訂正・削除する場合があります。引用されたものが私のブログやツイートと異なっている場合、このブログの内容を正とします(2015/08/27)

◎【第94報】東北地方太平洋沖地震による原子力施設への影響について(15日8時00分現在)

原子力安全・保安院から、3月11日14時46分頃に発生した東北地方太平洋沖地震による原子力施設への影響についてお知らせします。

前回からの変更点は以下のとおりです。

1.原子力発電所関係
○福島第一原子力発電所
・3号機について、コンクリートポンプ車(50t/h)が淡水25t放水(4月14日15:56から16:32)。
・4号機について、使用済燃料プール内に保管されている燃料の状況把握のため、使用済燃料プール水のサンプリング作業を実施(4月12日12:00から13:04)。採取したプール水について、放射線物質の核種分析を行った(4月13日)。その結果、131I(ヨウ素)が2.2×102Bq/cm3、134Cs(セシウム)が8.8×101Bq/cm3、137Cs(セシウム)が9.3×101Bq/cm3、検出された(4月14日)。
・共用プール山側の約1600m2の範囲に、地面の放射性物質の飛散を防ぐ飛散防止剤を試験的に散布(4月14日12:00から13:30)。
・福島第一原子力発電所の敷地内の定例的に試料の採取を行うこととなっている3地点の土壌から、3月31日及び4月4日に採取した試料(合計6検体)のうち、3検体から238Pu(プルトニウム)、239Pu(プルトニウム)、240Pu(プルトニウム)を検出(4月14日18:30東京電力発表)。検出されたプルトニウムの濃度は、過去の大気圏内核実験において国内で観測されたフォールアウト(放射性降下物)と同程度であり、通常の環境レベルで人体に問題となるものではない。
2.原子力安全・保安院等の対応
4月13日にサンプリングを行った1、2号機のサブドレン(施設内で集水・管理された地下水)について、前回に比べ放射線濃度が1桁上昇していたことから、原子力安全・保安院は監視の強化を図るよう、口頭で指示。

 
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◇緊急時情報ホームページ
(過去の発表を御覧になる際、また設定変更・解除等の際は、こちらからお願い致します。)
http://kinkyu.nisa.go.jp/m/

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※このメールには返信できません。

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◎【第95報】東北地方太平洋沖地震による原子力施設への影響について(15日15時00分現在)

原子力安全・保安院から、3月11日14時46分頃に発生した東北地方太平洋沖地震による原子力施設への影響についてお知らせします。

前回からの変更点は以下のとおりです。

1.原子力発電所関係
○福島第一原子力発電所
・4号機の使用済燃料プールについて、コンクリートポンプ車(50t/h)が淡水を放水開始(4月15日14:08)
・使用済燃料共用プール水について、4月15日6:20時点での温度は33℃程度
・1から4号機について、原子炉建屋の状況を把握するため、無人ヘリによる動画撮影を実施(4月15日8:02から9:55)

2.原子力安全・保安院等の対応
【4月15日】
・東京電力(株)において4月1日付け人事異動に伴う原子力災害対策特別措置法第9条第5項に基づく原子力防災管理者解任届出に遅延があったことを受け、原子力安全・保安院は、東京電力(株)に対して、厳重注意を行うとともに再発防止策を作成するよう口頭で指示。

 
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◎【第92報】東北地方太平洋沖地震による原子力施設への影響について(14日8時00分現在)

原子力安全・保安院から、3月11日14時46分頃に発生した東北地方太平洋沖地震による原子力施設への影響についてお知らせします。

前回からの変更点は以下のとおりです。

1.原子力発電所関係
○福島第一原子力発電所
・2号機のタービン建屋トレンチの滞留水を水中ポンプにより、復水器のホットウェルへ移送を開始(4月12日19:35)。漏えい確認等のため、一時停止(4月13日11:00)。その後、漏えいが無いことが確認されたことから、4月13日15:02に移送を再開し、4月13日17:04に滞留水の移送を停止。移送実績は約660t。
・共用プール山側の約400m2の範囲に、地面の放射性物質の飛散を防ぐ飛散防止剤を試験的に散布(4月13日11:00から11:30)。
・リモートコントロール重機による瓦礫の撤去(コンテナ6個分)を実施(4月13日11:00から16:10)。

2.原子力安全・保安院等の対応
・4月13日、原子力安全・保安院は、東京電力(株)に対し、原子炉等規制法第67条第1項に基づき、福島第一原子力発電所建屋の耐震安全性評価の実施結果及び有効な耐震補強工事等の対策の検討結果について報告を指示。
・4月13日、原子力安全・保安院は、東京電力(株)に対し、平成23年度東北地方太平洋沖地震により発生した津波に関して、詳細な分析及び検討を指示。
・4月13日、原子力安全・保安院は、東北電力(株)に対し、女川原子力発電所1号機から3号機において、4月7日23:32頃発生した2011年宮城県沖の地震時に取得した地震観測データの分析及び耐震安全上重要な設備の地震影響評価について報告を指示。

 
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◎【第93報】東北地方太平洋沖地震による原子力施設への影響について(14日15時00分現在)

原子力安全・保安院から、3月11日14時46分頃に発生した東北地方太平洋沖地震による原子力施設への影響についてお知らせします。

前回からの変更点は以下のとおりです。

1.原子力発電所関係
○福島第一原子力発電所
・1,2号機スクリーン前面及びカーテンウォールに汚染水拡散防止のためシルトフェンスを設置(4月14日12:20)。
・3号機の使用済燃料プール冷却のため、コンクリートポンプ車(50t/h)が淡水放水開始(4月14日15:56)。
・3、4号機について、原子炉建屋の状況を把握するため、無線ヘリによる動画撮影を実施(4月14日10:17から12:25)。

 
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◎地震による原子力施設への影響について(10時37分現在)

原子力安全・保安院から、本日10時7分頃、福島県浜通りで発生した地震(最大震度5弱:茨城県北部)による原子力施設への影響についてお知らせします。

東海第二原子力発電所は、
地震前から運転を停止しています。
事業者からの報告によると、外部電源は確保されています。
発電所周辺のモニタリングポストの指示値に異常はありません。

福島第一原子力発電所は、
地震前から運転を停止しています。
発電所周辺のモニタリングポストの指示値に大きな変化はありません。
異常の報告はありません。

福島第二原子力発電所は、
地震前から運転を停止しています。
発電所周辺のモニタリングポストの指示値に大きな変化はありません。
異常の報告はありません。

原子力安全・保安院では、職員が既に緊急参集しており、情報の把握に努めています。

 
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◎【第90報】東北地方太平洋沖地震による原子力施設への影響について(13日8時00分現在)

原子力安全・保安院から、3月11日14時46分頃に発生した東北地方太平洋沖地震による原子力施設への影響についてお知らせします。

前回からの変更点は以下のとおりです。

○福島第一原子力発電所関係
・2号機のタービン建屋トレンチの滞留水を水中ポンプにより、復水器のホットウェルへ移送を開始(4月12日19:35)。
・2号機バースクリーンの海側に仮設の止水板(鋼板7枚中1枚)を設置(4月12日)。
・3号機の使用済燃料プール冷却のため、コンクリートポンプ車(50t/h)が淡水約35t放水(4月12日16:26から17:16)。
・4号機の使用済燃料プール冷却のため、コンクリートポンプ車(50t/h)が淡水約195t放水(4月13日00:30から6:57)。

 
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◎【第91報】東北地方太平洋沖地震による原子力施設への影響について(13日15時00分現在)

原子力安全・保安院から、3月11日14時46分頃に発生した東北地方太平洋沖地震による原子力施設への影響についてお知らせします。

前回からの変更点は以下のとおりです。

1.原子力発電所関係
○福島第一原子力発電所
・2号機のタービン建屋トレンチの滞留水を水中ポンプにより、復水器のホットウェルへ移送を開始(4月12日19:35)。漏えい確認等のため、一時停止(4月13日11:00)。
・2号機の使用済燃料プール冷却系から使用済燃料プールに淡水注入(4月13日13:15から14:55)
・4月13日8:00時点での使用済燃料共用プール水温度は29℃程度。
・2号機バースクリーンの海側に仮設の鋼板製止水板2枚(累計3枚)を設置(4月13日8:30頃から10:00頃)。
・3、4号機スクリーン前面に汚染水拡散防止のためのシルトフェンスを設置完了(4月13日13:50)

<従業員等の被ばくの可能性>
4月1日11:35頃、米軍のはしけ船のホース手直し作業のために岸から船に乗り込む際、作業員1名が海に落下した。すぐに周囲の作業員に救助され、けが及び外部汚染はなかったが、念のため、ホールボディカウンタによる測定を行った結果、4月12日に内部取り込みなしと評価された。

<飲食物への指示>
出荷制限・摂取制限品目を更新。(4月13日15:00現在)

 
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