原子力安全・保安院 2011.4.7 地震による原子力施設への影響について | がんばらない、でも諦めない

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◎【第78報】東北地方太平洋沖地震による原子力施設への影響について(7日8時00分現在)

原子力安全・保安院から、3月11日14時46分頃に発生した東北地方太平洋沖地震による原子力施設への影響についてお知らせします。

前回からの変更点は以下のとおりです。

1.原子力発電所関係
○福島第一原子力発電所
・1号機の原子炉格納容器内での水素燃焼の可能性を下げることを目的として、原子炉格納容器への窒素封入操作開始(4月6日22:30)。
・1号機の原子炉格納容器への窒素封入開始を確認(4月7日1:31)。
・2号機バースクリーン近傍のピットからの汚染水の流出が止まったことを確認。さらに、流出していた箇所について、ゴム板と治具(つっかえ棒)により止水の対策を実施(4月6日13:15完了)。
・3号機について、コンクリートポンプ車(50t/h)が淡水放水開始(4月7日6:53)
・福島第一原子力発電所の敷地内の土壌から、3月25日(4地点)及び3月28日(3地点)に採取した試料(合計7検体)の中に、238Pu(プルトニウム)、239Pu(プルトニウム)、240Pu(プルトニウム)を検出(4月6日18:30東京電力発表)。検出されたプルトニウムの濃度は、前回(3月28日公表)と同様に過去の大気圏内核実験において国内で観測されたフォールアウト(放射性降下物)と同程度であり、通常の環境レベルで人体に問題となるものではない。
・専用港内からの汚染水の流出を防止するため、発電所南側防波堤周辺で大型土のうを用いた止水工事を実施(4月5日15:00から16:30)。
・共用プール山側の約600m2の範囲に、地面の放射性物質の飛散を防ぐ飛散防止剤を試験的に散布(4月5日、4月6日)。

 
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◇緊急時情報ホームページ
(過去の発表を御覧になる際、また設定変更・解除等の際は、こちらからお願い致します。)
http://kinkyu.nisa.go.jp/m/

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※このメールには返信できません。

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◎【第79報】東北地方太平洋沖地震による原子力施設への影響について(7日15時30分現在)

原子力安全・保安院から、3月11日14時46分頃に発生した東北地方太平洋沖地震による原子力施設への影響についてお知らせします。

前回からの変更点は以下のとおりです。

1.原子力発電所関係
○福島第一原子力発電所
・2号機について、使用済燃料プール冷却系から使用済燃料プールに淡水注水(約36t)(4月7日13:39から14:34)
・3号機について、コンクリートポンプ車(50t/h)が淡水(約70t)放水(4月7日06:53から08:53)

 
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◇緊急時情報ホームページ
(過去の発表を御覧になる際、また設定変更・解除等の際は、こちらからお願い致します。)
http://kinkyu.nisa.go.jp/m/

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※このメールには返信できません。

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