私の経験での話
行政の担当者は2~3年程度で人事異動で入れ替わる。
そして、全く専門外の部署から異動してくる人もいる。
以前、数十億円の自家発電プラントの建設を担当したことがある。
その時、NEDOの新エネルギー事業者等支援対策事業申請や経産省、県、市の担当者と打ち合わせしながら事業を進めていた。
これだけの規模になると、環境アセスメントとか色々な手続きが必要になり、設備完成まで4年位かかったと思う。社内の事業計画検討を含むともっと長い。
行政担当者が替わり、全く別の分野から異動してきた人で、今まで説明してきたことが、まっさらから説明しなければならなくなったことがある。その分野を知っている人ならまだ良いが、全然知らない人の場合、基礎の基礎から説明することになる。面倒くさかった。
環境問題などが発生した場合、行政に相談すると思う。
殆どの場合、行政はきちんと答えてくれると思う。
しかし、異動したところで経験不足の担当者もいる。
きちんとした回答が得られない場合は、行政担当者の経験不足、または知っていても答えたくない(裏事情があって答えられない)場合があると思う。