私は25年ほど前に熱エネルギー管理士の資格を取得、その数年後には電気エネルギー管理士の資格も取得、第二種電気主任技術者も取得し、会社では自家用火力発電設備の管理をしてきました。
会社は特定規模電気事業者なので一般電気事業者の社員と同様に意見表明は辞退しますが、個人として私の意見を述べたいと思います。
「ゼロシナリオ」を選択しようと考えていましたが、選択欄に3つのシナリオ以外の選択もありましたので、3つのシナリオ以外
1.各電力会社が緊急電源として設置を進めているガスタービンコンバインド発電(発電効率60%弱)を早期に導入する。
2.原発(発電効率30%程度)を再稼働させず廃炉にする。
3.これまで溜め込んできた使用済み核燃料は再処理せず、現実的な直接地層処分とする。
4.火山国である日本にとって安定した出力が期待できる地熱発電や太陽光・風力などの再生可能エネルギーを早期に導入する
を表明します。
私は東日本大震災と原発震災を福島県いわき市で経験しました。支援物資は隣の北茨城市までは届きますが、原発事故があった福島県というだけで支援物資はあまり入ってきませんでした。地震は止められませんが、原発は止められます。私は二度と原発被害を受けたくないし、子孫たちにも経験させたくありません。