http://www.kepco.co.jp/pressre/2011/__icsFiles/afieldfile/2011/12/07/1207_1j_01.pdf
11月9日頃からこの事象は発生していた。
この図を見ると、調節弁内部にベローズがあり、更にグランドパッキンでシールしている。
外部に漏洩しているので、バルブ内部のベローズは破れていると思われる。
漏洩量は230L/hに達していると発表されている。これは簡単に言うとドラム缶1缶が1時間で一杯になる量。
化学プラントにはこういう調節弁が大量に使われているが、230L/hという量はとてつもない大量の漏洩。
安全よりもギリギリまで我慢して運転させる姿勢。
もっと早く停止する決断をするべきだったのではないかと思う。