伊方原発3号機のストレステストについての疑問点 | がんばらない、でも諦めない

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ストレステストの進捗状況


伊方原発3号機のストレステスト結果が原子力安全保安院に提出されました。


意見が募集されているので、疑問点があれば何でもいい。意見をぶつけよう。


私は下記の意見をメールで送りました。


1.ストレステストの評価結果について、被害をうけるであろう愛媛県や大分県、山口県など各地域で住民にわかりやすく説明してもらいたい。説明会はフルオープンで、テレビ局や新聞社に加え、インターネットメディアも加えてもらいたい。


2.ストレステストの評価結果について

4.5最終ヒートシンクの喪失の評価条件の疑問点

4.5.4評価条件
(1)・・・ただし、外部電源については健全とする
・なぜ外部電源は健全なのか。福島第1原発では外部電源が喪失している。


(7)最終ヒートシンク喪失時の評価にあたっては、地震、津波等の外部事象による設備への影響は考慮しない
・福島第1原発の事故は、地震、津波等の外部事象による設備への影響により大事故に至ったのに考慮しないのはおかしい。


(8) 継続時間評価において、最終ヒートシンク喪失発生後、炉心については、緊急安全対策として整備した手順に従い、タービン動補助給水ポンプにより1次冷却材温度約170℃の状態まで移行し、余熱除去系の運転により、崩壊熱除去を継続的に行うものとして評価する。
・1次冷却材を喪失しない保証はあるのか。1次冷却材を喪失した場合、タービン動補助給水ポンプによる冷却は機能しない。