緊急時なら何でも許されるのか | がんばらない、でも諦めない

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asahi.com(朝日新聞社):火力発電所増設へ環境アセス免除方針 政府、東電に - ビジネス・経済


火力発電所の建設について、電気事業法に基づく環境アセスメントが免除されるそうです。


しかし、電気事業法の環境アセスメントを免除されたとしても、県条例でより小型の発電設備の設置について上乗せ規制されている場合があります。


少なくとも福島県条例 では7.5万kw以上の発電所を設置する場合は規制を受けます。


ガスタービン(飛行機のジェットエンジン)だけでは発電効率が悪く、廃熱ボイラーと組み合わせて初めて高効率の発電設備になります。


低レベル放射性物質汚染水の海中投棄など、緊急時だからと言って何でも許されるようなことはあってはならないと思います。