斉藤環境大臣の石炭火力発電に対する意見について | がんばらない、でも諦めない

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「CO2抑制不十分」 環境省、小名浜火発計画で意見(福島民友ニュース)


石炭は炭素の割合が大きいので、従来の技術では、どうしてもCO2が多く排出されます。


斉藤環境大臣はどのような技術の採用を希望しているのでしょうか。


すぐ近くにあるクリーンコールパワー研究所が建設した石炭ガス化複合発電のような技術を希望しているのでしょうか。


この設備の建設には1000億円がかかっています。

まだ実用化に向けた試験設備で、まだまだ経済的に成り立つ設備ではないと思います。


今後、石炭火力発電所の建設は困難になるでしょう。


太陽電池や風力を望んでいるのでしょうか。でも、これらはエネルギー密度が低く、国からの補助金があってはじめて経済的に成り立つ発電所です。私たちの税金が注ぎ込まれています。


コンピューターシミュレーションを信じるなら、あと100年で気候変動により地球は大変なことになります。


ほんとうにCO2が悪者なのでしょうか。

100年後にならないと、今の予測が当たっているかどうか誰にもわかりません。