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ナイターでやる!セ断行、25日強行開幕


プロ野球は17日、東日本大震災の影響が懸念される中、セ・リーグが予定どおり3月25日に開幕し、楽天が拠点とする仙台市が甚大な被害を受けているパ・リーグは4月12日に開幕を延期すると正式発表した。開幕延期を求める日本プロ野球選手会の反対を押し切る形でのセの強行開幕に賛否両論が噴出。電力不足による真夏のリーグ中断の可能性など課題が山積する中で“球春”を迎える。(以下略)

サンケイスポーツ 3月18日(金)7時52分配信

前回、確かにオイラは「プロ野球開幕延期の提案は愚行」と言った。だけど“電力供給の影響がほとんどない関西・北海道方面では入場料を寄付するという形でゲーム自体は実施するべき”と書いたはず。なのに、この決断はありえない。呆れるばかりだ。

記事には「加藤コミッショナーは〔1〕観客、選手の安全を最優先する〔2〕全試合をチャリティー試合とする〔3〕政府、監督官庁の指示に従う-の3点を12球団に確約させた上で、セ、パ分離開幕を受け入れた。」とあるけど、試合中に停電が起きた場合、〔1〕の条件を満たすことは不可能だ。

電鉄各社を含む各企業及び一般家庭が節電に協力している現状でさえ計画停電が実施されており、しかもこれから夏場に掛けては、冷房の使用により電力需要が格段に跳ね上がる。東京ドームの場合「ナイター開催に必要な消費電力は1時間当たり約5-6万キロワットといわれ」、これは「一般家庭が1日に消費する電力の5000世帯分以上に相当する」らしい。

選手会の提言も愚かだが、セ理事会の今回の決断は、それ以上に愚かだと言わざるを得ない。
日本が戦後初めて経験した未曾有の自然災害による非常事態なのだから、特例としてナイトゲームを除いた試合数で調整出来ないものなのか?出来ないのであれば、東電管轄内の企業を含む一般市民の生活に負担を強いるような興行は控えるべきであろう。


▼Source
ナイターでやる!セ断行、25日強行開幕 (サンケイスポーツ) - Yahoo!ニュース