「地デジ 」の話にも関係するんだけど,自分が古いタイプの人間の所為か,PCやデジカメなどに代表されるデジタル技術に幾ばくかの不安を覚える。
オヤジは山歩きと写真が趣味で,出掛けては写真を大量に撮って来て,家族にその写真を見せながら楽しそうに散策の様子を話す。
その話を聞きながら「(何かの弾みでデータが全部飛んだら,オヤジ悲しむだろうな・・・)」などと考えたりする。
紙に焼けばいいジャン(←この表現が既に古いww)と思うかもしれないけれど,実際,撮って来た写真をこまめにプリントしている人って,どのくらいるんだろう?
以前,テレビで見たんだけど,どんな条件下での話なのかは云ってなかったけど,写真のデジタルデータは10年も保たないそうだ。紙なら40-50年保つし,修復する事も出来る。
今まで撮り溜めた写真が一瞬で消失したら,なんか人生そのものが空しく思えてくるくらいショックだな。
デジタルデータでしか記録が無い今の若い世代は,或る日突然自分の過去の記録がすべて無くなってしまったら,どんな気持ちになるんだろう・・・。
などと,愚にもつかないことを日々考えていたりする。