最近見かけなくなってしまいましたが,天然素材にこだわった化粧品を製造販売している,会社株式会社アスカコーポレーション の携帯(電話)型美顔器vivoのモナリザヴァージョンのCMについて。
オイラは男ですが(アタリマエダ・・・),携帯型の美顔器という発想とデザインが気に入って,このCMを結構注意してみてた。
最初から何となく違和感があったんだけど,その違和感の原因がすぐに分かった。
モナリザが「Ah,c'est tres bien」(アァ,トレ ビアン=あぁ,とても素晴らしい)「Je l'ai achete」(ジュ レ アシュテ=買っちゃった)と言っている・・・![]()
確かに「モナリザ」の画はフランスのルーヴル美術館にある。しかし,作者(レオナル・ド・ダヴィンチ)もモデル(モナリザ)もイタリア人。
従って,モナリザをCMに使うのであればイタリアを舞台にしてイタリア語で行うのが正解なんだけど,このCMの舞台はフランスのパリ。しかも最悪なことに,イタリア人のモナリザがフランス語をしゃべっちゃってる・・・(;^-^A
もー,何がなんやらww
このCMは明らかにオカシイ。
どのくらいオカシイのかというと,織田信長がヌンチャクを振り回しながら万里の長城で“アチョー!”と叫んでいるくらいオカシイ。
要するにメチャクチャなのです・・・![]()
以前書いたTOKIOの松岡が出てるサントリーの酎ハイ「-196℃ プレミアムレモン」
のCMもそうだけど,広告代理店の担当者はホント勉強した方が良いゾ。
広告代理店が恥をかくだけなら仕事が来なくなるだけで済むけど,クライアントの企業イメージも損なわれて恥をかくことになるし,そのCMによってクライアントの売り上げが落ちたら担当者はクビだし,下手すりゃ裁判沙汰になる。
逆に,もしクライアント側からの持ち込み企画だったなら,担当者は毅然とした態度で間違いを正すべきだ。
それが正しいエージェントの姿だと思う。
余談だけど,この“vivo”という商品名をネットで検索すると,目的の物以外の項目がウンザリするほど出てくる・・・(;^-^A
商品名を考える時に,類似の名前が無いか調べなかったのかな?
よく商標登録できたなぁ・・・(^-^;)
このネタは,昨年ブログ休止に入る前に用意していたメモだったんです。
で,今回アップしようとしてvivoについていろいろと調べていたら,どこにも最新の情報が無いんですね。
本家の株式会社アスカコーポレーションのサイトからも削除されているようなので,どうやら発売中止になっちゃったみたいです。
なにがあったんだろ?