〓 どうせやるなら気持ちよく♪ | 〓 The B-field 〓

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気になった事などをダラダラと書き綴っています・・・(;^-^ゞ

Artist:椎名林檎
Album:『 唄ひ手冥利~其の壱~ 』 2002年
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最近,PCで作業している間中,ずっとWMP(Windows Media Player)で音楽を流してる。
以前,PCの中にガンガン叩き込んだ懐かしい音楽がエンドレスで流れてくる。


最近,人の楽曲をアレンジして自分なりに歌うという“カヴァー”が流行っている。いや,昔から郷ひろみの「GOLDFINGER '99」(原曲:「Livin' La Vida Loca」/Ricky Martin)や西城秀樹(郷ひろみも「ケアレス・ウィパー」として歌っているけど)の「抱きしめてジルバ」(原曲:「Careless Whisper」/George Michel)など,他にも例を挙げたら限が無いほどカヴァーはあったんだけど,德永英明の『 Vocalist 』が有名になったんで最近特に目立つようになって来たってのが正解か。


日本人のカヴァーなんて,所詮他人の褌で相撲を取るようなものだと(郷ひろみとか長山洋子の所為でw)思ってたんだけど,島谷ひとみの「亜麻色の髪の乙女」(原曲:ヴィレッジ・シンガーズ)とか「パピヨン」(原曲:「Doesn't Really Matter」/ジャネット・ジャクソン)を聞いて考えを改めた。

島谷ひとみは2007年の12月に『男歌~cover song collection~』ってカヴァーアルバムも出したけど,その中の「奏」(原曲:スキマスイッチ)もお気に入り。
洋楽では,Guns N'Rosesの「Knockin' on Heaven's Door」(原曲:ボブ・ディラン)やBeginがカバーした「Wonderful Tonight」(原曲:エリック・クラプトン)が秀逸だなって思う。


林檎の『 唄ひ手冥利~其の壱~ 』もカヴァーアルバムなんだけど,楽曲全てが“林檎色”に染まっていて,原曲を知っているにも拘わらず椎名林檎のオリジナルに聞こえてくるからスゴイ!
このアルバムには,ゲストでスピッツの草野マサムネとか宇多田ヒカルが参加していて,ファンにとっては正に“聞き手冥利”に尽きる,嬉しさ一杯のアルバムになっている。ここまで徹底的にアレンジされると気持ちいい。

特に1枚目の1曲目の南米アンデス地方の民族音楽を元にした「灰色の瞳」での林檎とマサムネのデュエットは,そのアレンジと歌声の素晴らしに鳥肌が立つほど。


6年前にリリースされたアルバムだけど,最近のカヴァーアルバムに食傷気味の方には是非聞いてみて欲しいお勧めの一枚(2枚組だけど)です。


今日は,書庫ではなくPCの中の音庫知心でした。


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ところで,いつの間にか無くなっちゃってたんですね,「みんなのテーマ」。

時代の流れについていけないワタシ・・・汗


音庫知心