先日,夕食もかねて,とあるチェーン店の居酒屋に入った。
グラスビールを注文して一気に開けた後,日本酒と焼き鳥などのおつまみを少々注文。
ちょっと一息ついたので,タバコに火をつけてから京極夏彦の『鉄鼠の檻』をおもむろに読み始めた。
大好きなお酒と本とタバコを堪能するこの時間が大好きだ。
しかし,忘れてはいけない。
誰がなんと言おうと,ここは居酒屋なのである。
居酒屋で静寂を求める事は,甲子園球場で高校野球をするなというのと同じくらい理不尽な要求なのである。
他のテーブルの女性客が騒いでいる。
女性客 「あたしぃ~,炭水化物が食べたぃい~!」
少し酔っているようである。
連れの男性 「うーん,何がいいかなぁ」
女性客 「たんすいかぶちゅ~♪」
少しイラッとする私。
連れの男性 「肉系がいい?魚?」
女性客 「炭水化物ぅ~~~!」
ブチッ
米でも喰ってろっっ!![]()
心の中で星一徹張りにちゃぶ台をひっくり返す私。
『今日の収穫』
意外とほぉ,気が短い自分を・・・,発見。(森本レオ風)
- 京極 夏彦
- 文庫版 鉄鼠の檻