仏教学者…竹村牧男さん


日本仏教のあゆみを、

「信」と「行」の観点からたどっていく

6回シリーズ第2回(毎月1回、第3週放送)。

法華思想の開花。最澄と日蓮を中心に見ていく。

大乗仏教の代表的経典である法華経。

その核心は誰もが仏になれるという「一乗思想」にある。

天台宗を開いた最澄は、

法華経をもっともすぐれた教えであると考え、

その読誦が即身成仏を可能にさせるとし、

比叡山で慈悲心ある人材の育成をめざした。

鎌倉時代になると、日蓮が南無妙法蓮華経を唱えれば、

仏の功徳が自己に実現すると説いた。

日本仏教の潮流に重要な位置を占める法華思想の変遷を、

最澄と日蓮、さらに道元、良寛に見る。