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Bush walk に行くとこのようなゲートがあることがあります。森の中にあるカウリの木を守るためにこのようなものが設置されています。
このゲートは左側通行です。まずは手前の赤いブラシで靴底についている土などを落とします。とても汚れている時は横にあるブラシを使ってきれいに落としてください。次に緑の四角い部分を踏むと消毒液のようなものが噴射されます。これで森に入る準備完了です。
以前カウリの木はたくさん生えていたそうです。枝がなくまっすぐ育つ固い木なのでマオリの方たちは中をくり抜いてカヌーを作っていました。
その後カウリの木は伐採されすぎて数が減ってしまったため今では保護されています。現在カウリの木を伐採することは禁止されていますし、このようなゲートを作り菌などが持ち込まれるのを防ぐ活動が続けられています。
以前はニュージーランドのお土産としてカウリの木を使った製品がたくさん売られていたのですが最近は少なくなり大変貴重な物になりました。
自然に倒れたカウリの木を採集することはできるので今でも製品を作っている会社はあります。お土産屋さんで見かけたらぜひ手にとってみてください。
もしご興味がある方は Tane mahuta と呼ばれる世界最大のカウリの木が北島の Waipoua Forest にありますのでぜひ見に行ってください
2000年以上前から生えている木で、日本の屋久杉と姉妹木です。
![ひらめき](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/591.png)
このように植物や動物の保護に積極的なニュージーランドでは入国の際の検疫も厳しいです。土がついた靴を持ち込むと罰金が課せられますのでご注意ください。海外からいらっしゃるスポーツ選手の方が罰金を課せられることもよくあるようです。きれいな靴でお越しください。
読んでいただきありがとうございます。
素敵な一日になりますように。