インディジョーンズの最新作(もう3、4年前ですか)DVDで再び観たけどあのカメラやっぱりそうとう良いな。ヤヌシュカミンスキっていうポーランド出身のカメラマン。スピルバーグが手放さないもんな。よく覚えてないけど、前回のインディあたりからずっとこの人だよね。もっと前からか?逆光とかブラーのかかりかたがとても美しい。アナログフィルムで現像の時銀を飛ばすらしい。詳しいことはよくわかんないけど。誰かわかる人教えて!”Catch Me if You Can” (スピルバーグ、ディカプリオ)観てびっくりして以来注目してる。スピルバーグ節ショット(私が勝手にそう呼んでいる、スピルバーグお得意のカメラを移動させながら人物のアップまでよるショット)の美しさったらないねー。今回のインディ4ではケイトブランシェットのカットが印象的!!
この人ほとんどスピルバーグでばっかりやってるんだけど、私の知る限り1本だけ監督作があり、これが超名作。ウイノナライダー主演の “Lost Souls” ってやつで、エクソシスト(悪魔払い師)のウイノナが、悪魔の復活(人間の肉体に宿って)を阻止するって話です。とにかく映像が美しく(色の出方とか絶妙)おすすめ。オーディオコメンタリーでアナログフィルムの現像の仕方とかについてのマニアックなお話も聴けるし、一家に一枚的な DVD だな。
5,6年前にゾンビ映画が連続して作られた時期があった。ロメロの名作「ゾンビ」のリメイク、ロメロ自身も「Land of the Dead」っていうのを撮ってたし、「バイオハザード」も「ゾンビ」が元だろうし。まあ色んな作品あったけど個人的にはイギリスの監督ダニー ボイル(最近のヒット作は「スラムドッグミリオネア」)の「28 Days Later...」が一押しだな。デジタルハンディカムで撮ったみたいな粗い映像も斬新だった。最初の5分でこりゃ名作だと確信した。どこかでホラー小説の評論家がゾンビのことを「彼らは我々だ」と書いてた。自身の欲望(人間を喰いたいという)に盲目的に追従するだけの存在となったゾンビを人間性を失いつつある現代人に対するベタベタのメタファーと捉えることも可能だ。感染するっていうのもこのメタファーに合致するし。そのくそったれなゾンビどもを銃火器でばんばんぶっ倒していくところにゾンビ映画特有の暗い爽快感がある。「28 Days Later...」のラスト近くでキリアン マーフィーがガールフレンドを助けるために狂気に駆られた兵隊(そういえばこれもゾンビ映画によく出てくるアイテムだなー)を素手で殺してしまう。その血まみれの姿を見たガールフレンドはゾンビに感染していると勘違いをして彼をあやうく殺しかけてしまう。ゾンビと人間の区別がつかなくなってしまうこの瞬間がゾンビ映画の一番怖い瞬間だなー。この他にも自分の愛する家族がゾンビに変質してしまうっていうこれまたゾンビ映画にはなくてはならないおそろしいシーンもちゃんと出てくる。この作品こそロメロの「ゾンビ」の正統な後継者だと私が感じてる理由です。父性についても語っているし、半ばの田園のシーンでかかるブライアン イーノの曲(An Endingって曲)も良いし、ラストの「HELL」(ほんとはHELLOってことが後で解かる)の字もぞっとするし、とにかく名作です。