イケイケ秀ちゃんの放浪記。東京編(5)秀ちゃんの偽者現れる? | The Inspiration

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今日も引き続き

昨日の続きを書く事にします。

「それで、その人にお金を貸したとか、まさか、無いですよね?」

「いえ、共同で仕事をするという名目の共同事業協定書を締結して協定金の一部を支払いました。」

「それ、騙されてるやん!幾ら渡したん?」

「¥1,000万円です。」

「ええ?!そらえらいことやなぁ。そいつに電話してみて、まだ決済金の残金払ってなかったらまだ 飛んでないやろ!」

「今してもいいですか?」

「ええよ。今してみ。それで電話に出たら、普通に打ち合わせしたいことが有るとどこでもええ、あんたらがいつも会うところで待ち合わせて、俺も一緒に行くから。」

「もしもし。、、、ですけど、すみません残金決済の事で打ち合わせしたいのですが今、どちらですか?」
「六本木ですか?そしたら赤坂の全日空ホテルのいつものラウンジに今から向かいますがお会いできますか?」
「では1時間後にお待ちしております。」
「よっしゃ!おOKや!、俺のことは、友達やと言ってとぼけて普通に仕事の打ち合わせを馬鹿馬鹿し「いけどしてくれるかな?それでわしもとぼけてそのボケにしてぼろ出させてやるから。」
「すみません。迷惑をお掛けします。」
「そんな事気にしなくていい、早く分かって良かったですね。」
「めくれたら、逃げるかもわからないから警察に連絡しとくか?」
「いえ、話し詰めてからにします。」
「よしゃ!それはあんたが決めたらええ。」
「わしはちょっと蹴り上げてお灸据えときますは、2度と語らんように、ハッハッハ!」
「ほな、行きましょか。」

「あんたら車で来たんか?」
「タクシーです。」
「近いし、タクシーで行くか?」

ホテルについてしばらくすると、来ましたよ。偽者が、俺よりだいぶ年いっとるそうやなあ50歳くらいかな?
「ああ、どうも!」とソファーに座る偽者、
「それで、打合せの件は?あと押してるんですいません。」
「、、、さん決済金の事ですけど。いつでも大丈夫ですけど、物件の状況を少しお聞かせいただこう思いまして。」
「状況は、今、損切りの話しを交渉中何で金額がもう少しで返って来ると思います。」
「それは、どの債権の話ですか?」と私が話に入って行く。
「それは今、秘密保持が有って言えないけど確定したら、教えます。
「それは、おかしな話でんな!それやったら何の為に共同事業の協定書を締結したんですか?どこの債権かだけで良いですから教えてくださいよ。」
「いや~もう少し待って、必ず言うから。」
「そうですか、遅れましたが、私、大阪の、、、と言います。あんたの名刺もらえませんか?」
「え?大阪の、、、さん?」
「そうや!早よ名刺出さんかえこらっ!名刺や!名刺1それと免許証かなんぞ身分証明書出さんかえこらっ!」
「えらいぎょうさん俺の名刺持っとんなぁお前!会社のロゴも字体も違うけどなぁこれ!いつからこんな事しとんねん?おうこらっ!」
「あんた先、お金のこと先確認してこいつの免許証これコピー取って家確認して、こいつの家族呼び出してきちんと話しせなあかんで、」
「わしも、他にも被害者が居るかも分からんから、みっちりこいつ詰めさせてもらうから。」
「とりあえず、約束が入ってるから事務所に帰るから、終わったらこいつうちの事務所につれてきてくれますか?」
「はい。わかりました。。有り難うございます。助かりました。」
「あんたそれは、きちんとお金回収してからの話や。」
「じゃぁ。お願いします。逃がしたらあかんで~」

 

      

それにしても、俺の偽者か?怖い所や東京は、どこからそんな事考えるんかなぁ。そんな事考えられるのだったら、凄い事業家になれる構想を考えたらええのに。

不思議とそういう知恵は降りないのかな。

夕方、偽者を引き連れて3人組が事務所に来ました。

「こちらにどうぞ。お前偽者はそこに正座しとれ!馬鹿者が!それでお金は回収できそうですか?」
「全額は、難しいかも分かりませんが!今日ここに来て、、、さんにお会いしてなかったらもっと
 大金を失ってたと思うと本当に助かりました。有り難うございます。」
「それは良かった!それでこいつの家族とは連絡とれたかな?」
「はい。電話で確認して家族数人の連絡先と住所を聞きました。」
「それ、俺にも教えて、コピー取らしてくれるかな。」
「よしゃ!そしたらあんたらは、もう今日はこれで、これからこいつといろいろ聞きたいこと有るのですみません。」
「では,、今日はこれで失礼します。」
「はい。どうも!」と3人組は帰った。
「オイ!お前!外に何人俺の名前語ったんや?」
「外はありません!」
「アホ!ボケ!この詐欺師!最初はお前みたいな奴は、皆そういうんや!俺をなめるなよこら詐欺師!
 とかまして灰皿を投げつけて脅すと
「他にも有りますけど、お金はとってません!」
「皆そないに言うんや!このかす!とかます。
「本当です。信じて下さい。。」
「誰がお前みたいな詐欺師とわかってる者を信じるか馬鹿者!」
「もうええ、警察に行こか!」
「名誉毀損で損害賠償請求もせんといかんし、刑事罰も受けてもらわなあかんしな!。」

「お金は全額返済しますし、損害賠償金もお支払いしますから、どうか許してください。」
「そんなお金もってるのか?オイ!詐欺師、まさかまた俺の名前語ってお金騙し取って来るんやないやろなあ!
「そんなことは、もう2度としません!本当です、信じてください。」
「そやから言うとるやないか!お前みたいな詐欺師信用せんと言うとるやないか!この呆け!」
「あっすみません!もう2度とこのような事は致しません!どうか勘弁して下さい。明日きちんとお詫びさせてください。お願いします。お願いします。」

「明日きちんとお詫びする。よしゃ!わかった!明日何時や!」
「何時でも結構です。」

「よしゃ!明日15:00でどうや?」
「結構です。それでお願いします。」
「よしゃ!わかった!ほな、明日!」

こうして、無事、偽者を捕まえる事ができました。しかしあの3人組の被害者の人に紹介した人も

共犯者ですよね。

もし知らなかったとしても、問題有りますよね。だけど東京のブローカーは、相手の人がどこに住んでいるとか当然の様に会社も無い、よく知らない人同士が普通にいい加減な話をして仕事をしていると錯覚をしている人がいっぱいいるから怖いですよ。

早く気づいて欲しいですね。行き詰まって悪いことに手を出して犯罪者に成る前に、多分今回の偽者もそんな事ではないかなと思います。

この時期、特に詐欺話が多いですので、皆さん御注意ですよ!今年は特に事件などに巻き込まれないように注意されますようにお願いします。

毎日、多くの人とお会いできるのは、楽しいですがまともと言うかきちんとされている方は本当に少ないです。ひとつの基準として、会社の所在がはっきりしないとか、それぞれの業種に対して許可番号や認可番号の記載のない名刺を出すような、おそらく許認可を取得していないのでしょう。
そういう人がいっぱいいるんですよ東京には、ローカルだと相手にされないですよ。
東京でも、きちんと許認可を取っている会社はそのような人は相手にしませんよ。しかし、その一方でブローカーが多くいてブローカー仲間でいい加減な情報をもってまわりできると信じて毎日、電車代やコーヒー代を使って喫茶店で打合せをしているんですよ。
早く気づいてください。 早くきちんと仕事についてください。私は本当に多くそのような人が行き詰まって悪に手を染めたり、最悪には、自殺をした方を知っています。

世間では、コロナウイルスで混乱しています。
しかし、捉え方を変えると社会のライフスタイルも変わっていってますよね。リモートを利用して会議をしたり、家で仕事をしたり、色んなところで変化が見られますよね。だから、真剣になれば必ずあなたに取って最高に良い仕事が見つかるでしょう。
今回のお話は、本当に残念な事です。私の名を語られた事では無く。何故その様に人の名を語って人を騙してお金を取らないといけないような事になったかです。
今回の偽者も話を聞くと、仕事が纏まらず騙してでもお金を得るしかなかったと、涙ながらに言っていました。本当かどうかは分かりませんが。
いずれにしても、東京のように土地の単価が高く総額が高価ですぐ何十億円や百億円を超える取引を無許可のブローカーが取引をできる可能性は本当に低いです。その事をもしこの ブログを読んでいただけたなら、又、このブログを読んでいただいた方のお知り合いの方でそのようなブローカーの方がいらっしゃいましたらその様にアドバイスをしていただけたら良いなと思います。

今日は、私の偽者が現れるというハプニングを書いてみましたが
次回は、
大物政治家との出会いのお話しを書きたいと思います。

本日もご愛読いただき有り難うございます。