秀ちゃん大阪ミナミの飲み屋街に初デビュー | The Inspiration

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秀ちゃんが26歳の頃の話し。(28年位前の話し)
事業をして数年地元を主に営業展開をしてきたが、不動産相場は下落を続け買い意欲が弱い中取引を成約目指して日々奮闘する。
毎日が同じ行動をしている、惰性的な1日を過ごしているなあと、何気に思い浮かんだ。
朝から会社に出社して、これといって会議をする内容も仕事も無く、外回りをする。
業者廻りや物件調査。こんな事をしていても、、、(直感)と感じてもいるし分かってもいた。良い結果が得れない事を。
本当、どうすればいいんだ?もう閉店して事業を諦めるか?と悩んでいた。
そんなある日のこと、友人でゴルフがめちゃくちゃ上手な兄貴(通称、いつも私がその彼を呼んでいた)とバッタリと有った。「おお!!兄貴!!久しぶり!!」「おお!!秀ちゃん、、、」って
コーヒーでものもやと喫茶店へ、やっぱりスポーツをしている人の気というのはやはり良いなぁと感じながら席に着く。「最近どうやっ?商売はどうや!儲けてるか?とごっつい声で聞く兄貴。兄貴は私より10歳年上で、気性は荒く、取り巻きにはヤクザや日本でも有名な食肉の帝王と言われている人達と関係を持つなかなかのやり手で、特にゴルフの腕前はハンディー1というレベル。
何十年も前の事なので言いますが賭ゴルフでその当時、年間2~3億円稼いでましたから!
プロとやっても勝ってましたから、恐ろしい人です。
この兄貴との話は、今後のお話しにも出てきますのでお楽しみください。面白い人ですよ!(私の印象)
「あかん!もう、終わってるゎ!兄貴」「商売の仕方教えて」
「何を言うてんねん!バンバンいかんかえ!」とええ勢いで言う兄貴。
「秀ちゃん、いっぺん、ゴルフ行くか?」
「何や兄貴、俺をカモにする気か?」「アホ!」「そやない!服着替えてこい!行くぞ今から!」
「今から?」「今からや!」
よしゃ!ほな、行こか!とその勢いに押されて行くことにした。
「ほな、着替えたらSカントリーに行って待っといてくれるか」俺もすぐ行くからと兄貴。
着替えて、Sカントリーで待っていると兄貴が来た。
「秀ちゃん、お客さんも来るから、4人で回ろう」もう何でもいいゎと思いながらスタートホールに向かった。そしたら何と私の地元のヤクザが2人立っている。
ん?
「秀ちゃん!」と二人が駆け寄ってきた。「おお!!おはよう!」と迎え対応する。
私が暴れまわっていたときに何度かどついたった二人です。今では、そこそこに儲けていい羽振りだった。そこに兄貴が、何や秀ちゃん知っとったか?と「知ってるも何も昔、秀ちゃんにようどつかれたんや!」と笑い話をする二人。「ええ?」と驚く兄貴。「まあまあ、そんな昔のことはもうええ!」と話を切って。「今日は、俺と秀ちゃんの会社(チーム)で勝負という兄貴。「よっしゃ!とヤクザ二人組み」
ホールをますごとに相手の負け金は膨れ上がって残り3ホールのところで70万円近く負けている。
よせばいいのに、「消しや!」と倍勝負!「はい!毎度!」と兄貴は余裕で受ける。
勝負はつかず、最終ホール、きっちり兄貴はバーディ-、相手はパーで勝負有り。140万円の儲け。
クラブハウスに戻って帰り支度をしていると兄貴が来て「秀ちゃんはい」とお金を渡そうとする。
俺の取り分の70万円だという。拒否するが、ひこうとしない兄貴。「よしゃ!わかった!ほな、これで飯食いに行こ!2人も呼んでくれと兄貴に行って4人で食事をすることにした。
「そんな気いつかわなくてええのに、今度は俺ら勝つからなぁと」ヤクザ二人組み。
全然、懲りていない。
「よしゃ!それはわかった!遊び慣れているヤクザ二人の顔で俺が金を払う。それで今日はどこでもええから行ってくれ!」と2人に言った。
そしたら「ミナミに行こか?」「そうやな!そうしょう!」と2人は行き先を決めた様子。
「秀ちゃん、ミナミに行くから、秀ちゃんの車一旦家に置きに帰り俺の車で行こか?」となった。
そしてミナミに向かった。
モツ鍋でも食べるかといいながらミナミの街中に入って行くと、予想外にも人が多く賑わっている。
営業成績が悪い私には、少しショックでした。本当は良いことなのに、、、
「お疲れ様!乾杯!」と食事を始めたとき一人が「秀ちゃん、不動産やってるやろう?」と
「そや!意外やろう?昔の俺から考えられんやろう?」
と雑談を楽しみ、飲み食いをしていたら、兄貴の知り合いが店に入ってきた。
「おお!!みぃちゃん」ほんま兄貴は顔が広いなぁと感心しました。
「みぃちゃん、俺の友達の秀ちゃんや不動産業しとんねん!みぃちゃん、ぎょうさん不動産持っとるやろう!仕事やってくれんか?と紹介してくれた兄貴。そしたらみぃちゃん名刺を差し出していつでも会社に遊びに来てと快く接してくれた ので「すみません、ありがとうございます。」と名刺を渡し「宜しくお願いします」と挨拶をした。
何か先が見えてきそうな良い予感(直感)が働いた瞬間でした。

兄貴に感謝です。

本当に今日は無の境地という、そんな自然無為に近い感覚で兄貴の誘いに従い、自分が気づいていなかった、新しい活路の見いだし方を築いた1日で有った事は間違いない。

こんなことから!?こんな所で出会いが!?

何か、とんでもない可能性に何かわからない胸のときめきに、何?何か感じ取ろうとしている意識感!
と自分の世界に入り込んでいたら、兄貴が「腹もいっぱいや!さぁ行こか!と腰をあげる。ヤクザ二人組みも秀ちゃん御馳走様。いただきました。と腰をあげる。「よしゃ!ほな次はどこや!」と二人に聞くと「もう秀ちゃん今日はご飯だけで」と遠慮をする。
「ハッハッハ!またどつかれたいんかと冗談混じりに二人を脅すと二人は、どんな店がいいと聞く?
「そやなあ、二人が知ってる1番高級なクラブがええなあ!」
「ええ?そんなんええかいなあ!?」「かまへん、かまへん!よしゃ!行くぞっ!」と二人に案内してもらう。「秀ちゃん、酔っ払って暴れんとってやと引き気味の二人、「大丈夫や!酒は呑んでも呑まれんから心配は無い!」といいながらミナミの飲み屋街を歩く。
それにしても、賑わっている。上手く儲けている者はいっぱい入るだなあと本当感心しました。
そうですね、その頃、勝ち組、負け組というフレーズの言葉を見聞きしだした時でしたから、景気の良い人と悪い人、極端に違いを感じることが容易にできましたから。
正直私は、負け組に陥るところだったですかね。
「井の中の蛙ではダメだ!」と気付いた瞬間でもあった。 つづく

今日は自然の流れの中から得た直感と気づき、皆さんいかがですか?人間が持つ不思議な直感これを正確にキャッチする事ができると幸運と幸福に恵まれて過ごして行けると思いませんか?

今日はこの辺で、