「普遍性を時代の流行に」
仙台シアターラボは、2010年に構成演劇を上演する団体として旗揚げし、
2024年に物語る演劇シリーズ第一弾として「セールスマンの死」を上演。劇団の再興を果たしました。
そして2025年には劇団創立15周年を迎え、
2026年、物語る演劇シリーズの集大成となる作品を上演します。
我々は、「自分」というものを見つめ直すことを「演劇創作」と考え、取り組んでいます。
自分とは違う他人との距離感や、分断を越えていくことが「物語」だと考えています。
「古人の跡を求めず、古人の求めたる所を求めよ」の言葉に倣い、先人の理想としたところを名作戯曲を用いた「現代演劇」という形式で追求しています。
ぜひ、名作戯曲が持つ「未来を見通す力」を使って、我々と共に根源的な作品を社会に発信しましょう!
「演劇」の力で豊かな世の中にしたいと思っている方。
ハイレベルな表現を目指したい方。
さまざまな世代へ向けた多様な演劇を創作したいと思っている方。
私たちは皆様との出会いを強く求めています。
ぜひご応募ください。
〈募集要項〉
【応募条件】
・18歳以上の健康な方、経験・性別不問(高校生以下は要相談)
・スケジュール(ミーティング、稽古、仕込み、本番)に参加できる方。
・事務所や劇団に所属している方もご応募いただけます。
【募集内容】
下記の役割について募集しております。
なお、下記に当てはまらない方、遠方の方でも応募条件を満たし、データのやり取りが可能であればご応募いただけます。
・俳優
・制作、公演の当日運営
・映像撮影・編集、大道具制作、小道具制作、衣裳制作、楽曲制作・提供
【参加費】
無料
【応募締切】
2025年11月30日(日) 24:00
※指定のフォームに必要事項をご記入の上ご応募ください。
▼応募フォーム
https://forms.gle/uhPdFUtFMkkKQ9NDA
【審査日程】
■一次選考|書類審査
ご応募いただいた内容をもとに一次選考を行い、ご応募いただいた皆様に【12月2日(火)中】に一次審査の選考結果をご連絡いたします。
■二次選考|実技・面談
一次選考通過者を対象とし、実技選考・個別面談を実施いたします。
スケジュールが合わない、または遠方にお住まいでオンライン実施または別の日時をご希望される場合は個別にご相談ください。
実技選考の詳しい内容については一次通過の皆様に個別にご連絡いたします。
●日時
12月7日(日) 13:30〜17:00
12月7日(日) 18:00〜21:30
12月9日(火) 18:30〜22:00
12月11日(木) 18:30〜22:00
12月21日(日) 13:30〜17:00
12月21日(日) 18:00〜21:30
【審査会場】
株式会社ライセンスアカデミー仙台支社内キャンパスアクタースタジオ
仙台市宮城野区新田 2-19-2
マップ https://goo.gl/maps/VPbHktoeWXE2
※東盛幼稚園向かいの逆の入り口から入っていただきます。
【合否連絡】
12月28日(日)迄に皆様にメールにてご連絡いたします。
【注意事項】
・事務所や劇団に属している方は、ご応募前に必ず許可を得てください。
・ご提出いただいた個人情報は劇団員の募集活動についてのみ利用させていただきます。
【入団後について】
■下記の研修を受けていただきます。
●ワークショップ研修
●基礎訓練研修
●シアラボメソッド研修
■団費、ノルマはございません。
■活動いただく際には、稼働毎に謝礼をお支払い致します。具体的な支払い内容、および予定されているスケジュールについては、二次選考参加者に個別にお話させていただきます。
【仙台シアターラボとは】
22010年、せんだい演劇工房10-BOXを拠点に設立。2014年には野々下孝が宮城県芸術選奨新人賞を受賞。様々なテクストと、俳優たちが創りあげたシーンを、抽象的な関連性によって連鎖させ、ある印象を作りだすスタイルは、「演劇の暴走」と称される。常に「演劇とはなにか?」を突き付けながら、美しさと暴力性を兼ね備えた作品によって、演劇の未来を切り開き続けている。
「セールスマンの死」ダイジェストムービー https://youtu.be/jU3H5qIG1lg?si=BRohAOnf2t6EQx-n
仙台シアターラボWEB https://sendai-theatrelabo.com
【お問合せ】
mail:sendai.theatre.labo@gmail.com
野々下です。
集団が作品であると言う考えの元、仙台シアターラボはスタッフも含むチーム作りに力を注いでいます。
「るつぼ」のスタッフ陣は昨年同様、
スタッフミーティングで、演出の意向を聞きつつ、粘り強くアイディアを出してくれた舞台美術 松浦良樹。
仙台シアターラボの生命線とも言える音響 山口裕次。
17世紀のアメリカの日常を見事に再現した小道具 高橋舞。
照明・舞台監督には、仙台シアターラボのクリエイティビティを長年支えてきた盟友 山澤和幸。
二面客席・センターステージで上演された本公演を、複数代のカメラで撮影し、まるで両方の客席から観ているような体験ができる配信特別版に編集してくれた 春田さく。
俳優陣は、
重厚な演技で法廷の緊張感を作り出した 戸石みつる。
宗教に対する情熱あふれる真摯さとヒューマニズムの葛藤を表現した 伊藤広重。
仙台シアターラボの精神的支柱 安達実成。
座組内で一番の若手でありながら、客演、ワークショップファシリテーターと活躍著しい 佐藤舞織。
感情が破壊されるような状況を身をもって体現した 山川真衣。
保身を第一に考える、狡くて弱い人間を魅力的に演じた 山川陽太郎。
オープニングで悪魔に取り憑かれている重要な役を演じた 有馬ハルヒ。
そして宗教と正義の間で揺れ動く主人公を演じた 野々下孝。
宣伝美術、楽曲提供、受付、サポートメンバーも含めて、素晴らしいチームワークで作品を支え、創作に関わってくれました。
るつぼという作品は上記のメンバーそのものです。
ぜひ作品から、集団芸術としての演劇の良さ感じていただければ幸いです。
物語る演劇 「るつぼ」
2025年8月に、二面客席・センターステージで上演された本公演を、複数代のカメラで撮影し、まるで両方の客席から観ているように編集しました。
17世紀のアメリカの日常を再現した小道具たち、巨大な壁の舞台美術、教会の静謐な空気を作る照明、情緒を揺さぶる繊細で強烈な音楽、構成演劇のノウハウを使用した舞台転換、保身と誇りの間で引き裂かれる登場人物たち、そして感動のラストシーン。
「反対側の客席からも観たい」というお声を多くいただいた作品を、配信専用の特別版「るつぼ」としてオンラインで楽しむ新たな観劇体験。
ぜひご視聴ください!
原作 アーサー・ミラー「るつぼ」
構成・演出 野々下孝
出演 野々下孝 安達実成 佐藤舞織 山川真衣 山川陽太郎 有馬ハルヒ 伊藤広重 戸石みつる
宣伝写真・舞台撮影 春田さく(仙台映画制作ZERO)
販売 STORES⧉ ![]()
https://sendai-theatrelabo.stores.jp/...
上演台本販売。当日パンフレット・人物相関図無料配布。
発売期間 10/25(土) 00:00 〜 11/8(土) 23:59
視聴期間 10/25(土) 00:00 〜 11/9(日) 23:59
料金 2,000円
誰にもあなたを裁かせてはいけない
トニー賞受賞作家アーサー・ミラーが描く、人間の尊厳を問う20世紀の傑作
17世紀末に起きたセイラム魔女裁判を題材に、言論弾圧や人権侵害への警鐘を鳴らす
舞台は1692年、アメリカ・マサチューセッツ州セイラム。農夫プロクターは召使いの少女アビゲイルと不倫関係を持ってしまう。ある晩、戒律で禁じられた魔術的な踊りを踊った少女たちの一人が原因不明の昏睡状態に。悪魔の呪いが疑われる中、アビゲイルはプロクターの妻エリザベスを魔女と告発する。悪魔憑きの恐怖や常日頃の相互不信と相まって、村には魔女狩りの嵐が吹き荒れる。正義が揺らぎ、無実のひとびとが次々と逮捕、処刑されていく中でアビゲイルらは聖女として扱われていく。
戯曲の物語を活かした「物語る演劇」シリーズ第二弾は、現代社会の苦さや複雑さから目を逸らさず、絶望する人々に希望を灯すアメリカ近代劇の代表作。
-本公演をご覧になったお客様の声-
信仰や宗教などあまりなじみがない題材を、時代背景から作り込んでいて、胸にくるものがありました。
270度全てが17世紀の世界に入った様だった。
確かにこれは2回は見たい。ストーリーを咀嚼したいし、反対側からも見たい。
舞台転換でのテーブルや椅子の運び方にも、色々な感情が受け取れて見応えがありました。
音楽とても良かったです。
メアリのものまねが面白かった。
魔女降臨を思わせるシーンが、いい意味で気持ち悪かったです!
ラストシーンが心に響き、2回見て2回泣きました。


