~ギリギリを生きる人の、屁の突っ張り!?~

突然の天変地異で生き残った8人の、刻々と変化する心情、行動がコミカルに展開していく。しかし徐々に気配は不穏な方向へ。

秩序という名の支配関係。ある者は強権を振るい、残りの者はそれに従う。しかし不安定な状況下では、そんな関係は容易に逆転する。強者から弱者へ。弱者から強者へ。

そんな追いつめられた環境の中で、人はどんな行動に出るのか。「どんな状況下にあっても理不尽な仕打ちはしない」と弱者は思う。しかしその弱者が強者になったら、その信念は貫けるのか?

翻って私たちは、そんな天変地異にさらされることはないにしても、それと相似形をなす、小さなギリギリにしょっちゅう出くわす。そのときに取る行動が私たちの本質。このお芝居は、その本質に迫ろうとする。それは、ギリギリの状況の中で出た”屁の突っ張り”。カッコよくなくても、そのほうがホントっぽい。役者を通して、自分の中にある、”カッコ悪い”部分が見えた。