木曜日、愛知県は大雨になってですねぇ
僕んちの近くの川の水も溢れてしまって
夜中に振るもんだから
車が水没したらどうしようかと心配で
夜中の3時くらいまで起きてました。
空は雷光ってるけど雨はやんだなってのを
確認して寝ました。

んで会社行くわけですよ。
だって金曜だから。
電車の具合悪いだろうから少し早めに出たんですけど
むっちゃ乱れててですねぇ。

人がごちゃごちゃ。

1番線と2番線があってですねぇ
そのどっちかにいつか列車が来るらしいのですが
そのどっちかはわからないんですよ。

みんな2分の1の博打です。
当然僕もそれに乗らなくてはいけないので
選ばなくてはなりません。

センター試験、数?Bにおいて
わからなかったら答えは「2」の可能性が高いの法則から
僕は2番線をチョイス。

僕は賭けに勝ったけど負けた。
3度、2番線に列車が来て僕の前に並んでいる人を運んで行って
次、列車がきたら乗れそうだなって思ったところで
次の列車は一番線にきた。その次も。

そしてやっと僕のターン
乗れるっ!
が、人の波が横から来る
は、はじかれるっ!

気合で乗った。
ふ~乗れた乗れた。
でも、かなりきつい。

なぜなら、目の前に
女の子の顔があるから。
これはもはやキスの距離だ。

あぁもうなんかいやだ。
当然、この子もそう思ってるに違いない。
なんか、、、ごめんね。
背中合わせならよかったのに。

はぅ、今目が合った目が合った
なんか気まずい。
お互い、視線を別にやる。

なんだこれ。なんか少し腹が立ってきた。
なんでこんな思いをせねばならんのか
赤の他人となぜこんな距離にならねばならんのか。
って思えてきた。

そんなことを考えているうちに
この女の子と赤の他人でいるのがおかしいのではないか?
とか思えてきた。

世の中、
出会いがないないって嘆くやつ多いけど
それって間違いじゃないのか
出会ってるんじゃないの?無駄にしてるだけじゃないの?
そう思えてきた。

じゃあ、なんか話かければいいのか?
何を?

「僕たち赤の他人で終わっていいんですかね?」
「は?」

だめだ。だめだ。あきらかに頭がおかしい。
冷静になれ。もっとなんかあるだろう。
もっとなんか素直な感想だ。
「背中合わせならよかったのに」

これだっ!

「背中合わせならよかったんですけど、なんかすいません」
「こちらこそ、すいません」

なんか会話的にありな気がする。
つかみはいいじゃないか?


「背中合わせならよかったんですけど、なんかすいません」
「こちらこそ、すいません」
「ところで、電話番号聞いてもいいですか?」
「え?」

アホかっ!
なんかあるだろう。なんかもっと自然なやつ。
それがわかればなぁ。

そんなくだらないことを考えているうちに到着して降りた。
みなさん、僕はそこそこ平和にやってます。