ども。寒いっすな。
アジモンを支える人々は
みなさんだけではなく現地のカンボジア人も多くいます。
ソレンさんって方がいます。僕はサレンさんと呼ぶのですが
ソレンが正しいのかな。まぁいいや。
彼は、いつもお世話になっております
愛センター
のほうで先生をやっていて
その傍らアジモンにもかなり尽力してくれます。
多少、力があり余って
「そいじゃ、サレンさん、えっと、まずねー・・・」
「わかりました!行ってきます!」ビューン
「まだ、話終わってないよー」
ビューン・・・
「・・・まぁ、いいか」
デフォルメするとこんな感じなことがしばしばあります。
いいやつってことです。
古参のスタッフとして「うちのサレンさん」なんて到底いえないと思っていたのですが
愛センター
のわたなべさん曰くアジモンに俄然乗り気だそうで
うれしい限りです。
うちもそちも関係なくサレンさんはソレンさんってことで。
そんな彼が、日本語スピーチコンテストなるもので
発表しましたのでその様子の映像を
愛センター
のわたなべさんから
公開の許可がおりたのでお披露目いたしたい。
内容は以下に記します。
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ごみ山の人の生活
初めまして。
私はクーイヴォンソレンと申します。
私は日本人とNPOで働きながら、
ごみ山の近くで勉強を教えています。
私のNPOでは、
ごみ山の人にミシンを教えて、
仕事を見つけさせています。
今日は、ごみ山の人の生活について、
話したいと思います。
みなさんは、ごみ山へ行ったことがありますか。
ごみ山の人の仕事は、ごみを拾うことです。
ごみは、かん、びん、ペットボトルなど、
つまりリサイクルできるものです。
ほとんどが田舎の人で、
土地を持っていない人です。
私は初めてごみ山へ行ったとき、
本当にびっくりしました。
こんなに危ないところで働いている人がいると
思わなかったからです。
家はごみ山の上にあり、
屋根の穴から雨水が落ちて来て、
夜は蚊が、昼はハエがいっぱいいました。
そして、くさくて、本当に環境は悪かったです。
今はごみの廃棄場は新しくなり、
ごみを拾う場所も売る場所も遠くなりました。
しかし、ごみ山の人は、
新しい廃棄場の近くに、
家を作ってはいけません。
ごみ山の人が家を作ると、
すぐ汚くなると思われているからです。
ですから、みんな毎日
トゥクトゥク1台に10人ぐらい乗って、
新しい廃棄場に通っています。
10人ですよ。
家から廃棄場まで1500リエルかかるので、
疲れてもお金を稼ぐまで帰れません。
それだけ働いても1日2$ぐらいしか稼げません。
それを聞いて、皆さんはどう思いますか。
とても大変な仕事ですよね。
でも、もらえるお金は少ないです。
しかし、みんな他の仕事をするのは
とても難しいです。
クメール語を書くことも読むこともできないし、
技術もないからです。
中にはごみを拾っている子どももいます。
普通の子どもは、
両親に世話をしてもらって、
毎日十分にご飯を食べて、
将来のために、毎日学校へ行っていますね。
でも、ごみ山の子どもは、
毎日ごみの中にいるので、
けがをすると、すぐ病気になるし、
体に悪い影響もあるし、勉強もできません。
そして、学校へ行っていない子供は、
大人になって、
ごみを拾うようになってしまいます。
私は、ごみ山の近くで、
勉強を教えていますが、
初めてごみ山の子どもに教えたとき、
とても大変でした。
水を浴びていないので、汚いし、
よく悪い言葉を使って、
他の子どもとけんかをしました。
それから、時間をかけて、
少しずつ子どもたちと話して、
今は前よりずっといい子どもになり、
勉強も好きになりました。
また、私が働いているNPOでは、
今、ごみ山でごみを拾っていた女性二人に、
ミシンを勉強させています。
今二人はミシンの使い方が分かりますから、
ミシンの仕事をしています。
ミシンの仕事を始めてから、
ごみを拾わなくなり、
二人の生活は前よりずっとよくなりました。
二人は、それぞれ子どもが4人と3人いますが、
子供たちは本当の年よりずっと小さく見えます。
二人の子どもは、学校に行っていませんが、
二人は子供たちを学校に行かせたいと思って、
がんばって働いています。
私は、きっと来年には行かせられると思います。
二人の夢は、子供たちを大学まで行かせて、
ごみ拾い以外の仕事をさせることです。
もし、子供を助けたかったら、
最初は両親が仕事をすることが大切です。
子供も十分にご飯を食べられないと
勉強ができないと思います。
今私は、二人の女性しか手伝えませんが、
職業訓練や子供に勉強を教えることで、
ごみ山の人の生活をよくしたいと思います。
そして、子供たちには学校に行って、
勉強が好きになってほしいです。
そうなったらごみを拾う人は少なくなって、
たくさんの子供が夢を持てると思います。
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熱いですな。
実際のスピーチを聞いた人の
評判によると熱意は一番だったとのこと。
普段、なんかこう三枚目的な雰囲気があるので
こう真正面からの気持ちみたいなのを聞くと
あらゆる角度からきますね。