中学生のときだったかなぁ
現代国語の授業でねぇ

確か「形」ってタイトルの小説を勉強したんすよ。

まぁ簡単にあらすじを思い出しながら話すとですねぇ

まぁなんとかかんとかっていう
強い架空の戦国武将がいてですねぇ
まぁ相当強いと評判でね。

んで、そいつの甥っ子がですね
初陣に挑むにあたって叔父の武威にあやかりたく
叔父の赤い鎧を貸してくれと頼みにくるんですよ

そんでもって叔父の方も
快く赤い鎧貸すんですよね

そんで戦の日
甥っ子は一番槍で赤い鎧を身にまとって
突っ込んでいくんすよ
そしてばったばったと敵を倒してですねぇ
大活躍みたいな

その様子を一通り眺めてから
なかなかやるじゃん、じゃあ俺もそろそろ行くかって
叔父の方もいつもとは違う黒い鎧を身にまとって
馬を走らせたんですが
戦場に出ていつもと様子が違う
敵の力が10倍のように感じる
ついにはただの足軽に斬られてしまうという話だったかな。

確かそんな話。

そうかぁ人は形で生かされているのかぁと
思いましたねぇ。
敵にさえも生かされているわけですねぇ。

どんなにすごいと思える人でも
どんなに偉そうな人でも
所詮、形に。

では
己の形とはいったいなんなのか。
どういう形であろうとも僕も生かされているわけで
これは自分の実力だ!
などとおこがましいこと思えませんね。