アラビアひつじの日記

アラビアひつじの日記

ロンドンでアラビア語を家事の合間に勉強中。日々思うこと、のんびりペースのロンドンの生活などを書いて行きます。

断食2週目のボイトレは体力的に少しきつかった。

現在lower register低音域 voiceと higher register高音域voiceをつなぐ練習をしているが、このつなぎ目を今週はG#に設定した。G#まではchest voice 、Aから高音は head voiceとしてみた。

日本の地唄ではA#位までは地声でまかない切れていた。というのも、日本語では言語の発声が浅い為、口の中を平坦にして硬口蓋を下げて倍音をだし、下顎はそれ程落とす必要がなかった。そのため、高音が出しやすい。

Bel Canto唱法のうちの、古典的なアプローチもこれに近いようで、こちらは上唇を思いっきり横に開けて、高音が出やすいようにしている。この口の開け方は頬骨が上がって笑顔につながるので、アイドル歌手などもこの唱法を取り入れていることが多いことが最近分かった。更に、この唱法は地声と裏声のつなぎが楽なので、ポップスなども歌いやすいという利点がある。

しかし、デメリットとしては上顎を横に大きく開くので、そこで顎がロックされてしまい、下顎を落としにくいという難点がある。下顎が落とせないと、声が鼻にかかって外に出なくなってしまい、音程も悪くなりがちだ。更には、下半身と上半身が分断されてしまい、ブレスが声に届きにくくなり、上半身だけで歌ってしまうという場合もある。とはいえ、ちょっとの練習で高音も出るし、喚声点もクリアしやすいし、さらに腹式呼吸にもそれ程こだわらなくてもとりあえずの声は出るので、短期間でビジネス価値を出す必要のあるアイドル歌手などには都合のいいメソッドだ。

さて、英語の歌を歌えるようにとボイトレを始めたので、この唱法は日本語やイタリア語の歌には適するのだが、もう一段階掘り下げた方法で、まずは口を縦に開ける手法から入ったのだが、結果として時間はかかるものの、これで正解だったと思う。

だらだらと長くなったが、このような訳で喚声点の克服を自分の現在の課題としているが、G#での切り替えは、ちょっと高かった。断食で水を飲めない状態なので、喉が絡んで咳き込みそうになったりもした。

次回のボイトレは、ハーフタームをはさみ2週間後だが、今度は半音下げて、Gで切り替えてみようと思う。