死が「不幸なこと」だとしたら、どうして人間は100%不幸になるために生きていかなければいけないのでしょうか?
死は「不幸なこと」ではありません。
肉体的な存続の期限にすぎません。
大切な人が何かを成し遂げたいと思った時、たとえ死によって肉体は滅びても、成し遂げたいことは残されたあなたに受け継がれていくのです。
魂は受け継がれ、受け継いだあなたはさらに成長していく。
人はそうして出会いと別れを繰り返し、何千年もかけてここまで進化してきたのです。
一代では成し得なかった文化に進化してきたのです。
死という別れの悲しみは、あなたを成長させる糧になります。
大切な人が目の前からいなくなったとしても、大切な人と出会う前のあなたには戻れないからです。
目の前にいない状況は同じでも、あなたはまったく違うあなたに成長しているはずです。
あなたの中に、大切な人は生き続けるのです。