オバケや死がこわいの理由ー看取りの準備 | 看取り看護師めぐ〜死ぬとは最期まで生きること

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私は、オバケが怖いです。
お化け屋敷には絶対入れません。
ホラー映画も観れません。

でもオバケも幽霊も実際には見たことがありません。
映画や本のイメージだけで怖いと言っています。

人は知らないことを怖いと思います。

死ぬのが怖いのは、死ぬことを知らないからです。

「死」を知ることが、死ぬことが怖くなくなるたったひとつの方法です。

「死」の見えない世界に生きてきて、ある日突然、「死」という現実の前に立たされたら、怖いと思うのは当然です。

「死」というものはこういうものですとはっきり言える人はどこにもいないし、自分が死んでみて死を知ることもできません。

でも生命の終わりが近い人に近づいて「死」を観察することはできます。

死に方は選べませんが、よい看取りを一度でも経験していると、自分の番になったときに安らかな時間を過ごすことができます。