私の死ぬときのイメージ―看取りの準備 | 看取り看護師めぐ〜死ぬとは最期まで生きること

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「死」と言われてどんなイメージをするでしょうか?  

私はたぶん自分はだるくて起き上がれなくてベッドで寝ているでしょう。
だけど、ちょっとした人の優しさに感謝して、生きてることに感謝して、出逢ってきたすべての人に感謝している。
天国に行ったら先に亡くなった人に何を伝えようかと思い出話を棚卸しして、死への旅立ちの準備をしている。
そんな死ぬときのイメージをしています。  

なぜそんなイメージができるのか。  

それは人の死に立ち会っているのでイメージできるから。
そして何度も立ち会って臨場感があるからです。  

死ぬ時は、痛みをそれほど感じません。

なぜなら痛いと感じるのは脳です。
死ぬ時は血圧が低くなり、脳への血液が減ります。
正常な働きをしなくなるので痛みを感じにくくなります。  
そして身体が危機的状況になると、脳内モルヒネのエンドルフィンが出ますから、本人的にはハッピーな状態で、眠っている時間が増えていきます。  

死ぬ直前は穏やかな時間が過ごせるということを何度もみているから、死ぬ時は怖くないと思っています。  

もちろんそこに至るまでは、病気によってツラい症状はあると思います。

でも、それだって今はいろんな治療法や薬がありますから軽減することはできます。  

「きっと痛い!」と思っているからよけいに痛く感じるということもあります。  

 ビジネスの世界では リアル=ビジョン×イメージ なんて言われていますが,
 きっと死ぬときもそうだと思うんです。  

 痛い痛い苦しい苦しいと思っていたら、きっとそうなると思いますよ・・・・・




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