先日、人気ラノベ作家である橙乃ままれ氏が脱税容疑で東京国税局が法人税法違反の疑いで東京地検に告発したそうですね。
なお、お金はそのまま銀行に仕舞われていた模様。
単に杜撰だっただけで、隠すつもりは無かった模様。
社会的にどうかは知れませんが、検察からは対した罪に問われないんじゃないでしょうか?


橙乃さんといえば、「まおゆう」「ログ・ホライズン」で知られているネット発の人気作家さんですよね。
このヒトって、2ちゃんねるのVIP出身なんですよね。
よくよく考えてみれば、僕も昔VIPやVIP+に書いてたクチなので出身は同じですよね。
しかし彼は、僕とは違い本物の人気作家さんなんですよ。
この差はいったいなんなんでしょうね?
僕と彼との大きな違いはと鑑みるに、僕が安価スレや版権ものばかり書いてきたのに対し、橙乃さんはオリジナルばかり書いてきたということでしょうかね。
僕の書いてきた版権キャラものには基本著作権など求められませんからね。

そういえば普段ヒトの作品には余り興味ない僕ですが、まおゆうがアニメ化された際には、気になってネットでチェックしたことがあります。
……何スレ目でかは記憶にないのですが、小難しい話がひたすら続いて先が見えなかったもので挫折しました。
頭の良いヒトには面白さが判るのかもしれませんが、初っぱなから盛り上がりの無いままに長々と進み過ぎです。
僕のような堪え性の無いものはすぐに置いてきぼりですよ。
たぶん、最後まで読みさえすれば名作なんでしょうがね。

一応その後、アニメ化第一話をみましたよ?
キャラデザが僕好みではなかったので一話切りしました。
だって!その時裏でやってたアニメの方が好みだったんですよ。

しかし、その後に橙乃氏作品でアニメ化された「ログホライズン」はうって変わって楽しめる娯楽作品でしたね。
僕は毎週楽しみにみていましたよ。
相変わらずこのヒトの作品は小難しい話を絡めてきやがりますが、「ログホライズン」は話の盛り上がりと経済の話が密接に繋がっており、飽くことなく楽しめてました。
やはり話の合間にアクションが挟まれるとめり張りがつき、飽きにくくなりますね。

そういや、ネット上では橙乃氏の作品はキャラクターには魅力が足りず展開ありきだと叩くヒトも居られます。
しかし僕の私見では、――「ログホライズン」のみに関していいますと――キャラクターの魅力もあるといえるんではないでしょうかね?
ちょいとばかし人数を詰め込み過ぎてキャラひとりひとりを昇華しきれていやしませんかと問いたくなる気もしますが。

しかし、このヒト、作品の為に著作権管理会社まで立ち上げてたんですね。それで成功を収めてたというんですから。
いやはや、実に羨ましい限りです。
僕個人と致しましては何とか立ち直っていただきたい、楽しみな作家さんのひとりですね。
フレー!フレー!橙乃!!
頑張れ!頑張れ!ままれ!!


P・S・
ちなみに、他の立ち直っていただきたい作家さんは竜騎士07先生です。
最近とんと、最新作情報とか聞きませんよね?
是非とも頑張っていただきたい方ですね。

某長編SSスレの完結編について

実はあの作品の現在ネット上にあるスレは、僕が過去にたてていつの間にか消えてしまったスレを他のヒトがコピペで立て直したコピペスレなのですよ。
その為、タイムスタンプが年単位でずれてます。
つまりあのスレは僕のスレそのものではなく、従って、僕は>>1では無いわけです。
よくみれば当時の名無しさんたちの書き込みも忠実にコピペしてあります。

僕がリアルの事情でSS書かなくなってから、もう一年ぐらいになるんですかねぇ……。

それは兎も角としてですね。
ボクが当初考えたあのSSのエンディングでは、最後、異世界へと旅立った際に、主人公をタクティクスの世界へと旅立たせるつもりでした。
で、to be continued…?
と続編を匂わせる方向でエンドロール。
そのネタばっかり覚えていたので、あのSSの最後の方の展開は書いたの自分でも素で忘れてました。
だから最後の方乗っ取られたのか?…とか思っちゃってましたが。
でも、あのSS書いてた時期は我ながら記号の特徴的な使い方をしてましたので、読み直すうちにすっかり思い出しましたよ。
ええ、あれは間違いなく当時僕の書いた作品ですよ。はい。
何が言いたいかというとですねぇ。
成り済ましなんて最初っからいなかったんや!……ちゅうわけですね、はい。
お騒がせして、非常に申し訳、ありませんでした!

それにしても、スレやホームページのタイムスタンプが勝手にずれてしまうってことが、僕にはタマにあるんですが、あれってなんなんでしょうねぇ?
やはり、裏で誰かに操作されてるってことなんでしょうかねぇ?
多少、気になります。
あなたはファイナルファンタジーというゲームをご存じでしょうか?
ファイナルファンタジーは、“FF”と略称され、ドラクエと並び称されるる日本発ロングセラーのロールプレイングゲームシリーズなのです。
その第8弾であるFF8には有名な説があります。
それが、リノア=アルティミシア説です。
リノアル説と短く纏めて呼ばれることもあります。
これはFF8のヒロインであるリノアとラスボスである未来の魔女アルティミシアが、同一人物ではないかという説です。

この件に関して、ネット上を調べても考察の類いはあっても解決の糸口は見えません。
なぜなら、公式な資料が残っていないからです。

しかし、僕はこの謎について知っています。
FF8発売直前当時に発売された『SEGAサターンFAN』という雑誌にFFの産みの親のひとりであるエクゼクティブプロデューサー・坂口博信氏のインタビュー記事が載っていたからです。(※注1)

その坂口氏のインタビュー記事によると、開発途中まではリノア=アルティミシアだったそうです。
リノアとアルティミシアが似てるのも当たり前ですね。
だって結論からいいますと、リノアは何らかの原因でスコール=魔女の騎士を失った未来のリノアだったのですからね。
……少なくとも開発途中までは。

指輪に名付けるイベントなどを経て、最終的にリノアがアルティミシアになる分岐シナリオも入れる予定だったそうです。
ところが、開発途中に気合いの入ったムービーをバンバン入れてしまったのが原因で容量のリソースが大幅に足りなくなってしまったそうです。

FF8で後半になって急に入れなくなる街がありますよね?
ゲーム内では魔女に時間が圧縮されたから入れなくなったのだと説明されていますが
実はあれは容量不足を誤魔化す為にスタッフが考えた苦肉の策だったそうです。
坂口さんもうまいこと考えたなとしきりに感心しておられました。
しかし、本来ならば終盤に出てくる魔女に支配されてた科学の街も、昼間のバージョンのグラフィックも入れる予定で進行してたらしいのですが、結局はムダになってしまったというわけなのです。

ミニゲームを削るか、ムービーを削るか、シナリオやイベントを削るかで論争の末、
苦渋の決断でシナリオの一部やイベントを削ることに決定したのです。
その際謎解き要素やカードゲーム以外に予定していたミニゲームなど、削られたイベントは色々あったといいます。(※注2)
湖の猿の石とか、名もなき王の墓とか、伝説の武器とかはその名残であるようです。

坂口氏はゼルダばりに謎解き要素をもっとたくさん入れたかったらしいのですが、容量的に無理だと判明したので謎解き要素は最後のダンジョンであるアルティミシア城に集中したそうです。
しかし、リノアルを暗示するオープニングのムービーやらシナリオに絡んだ伏線の一部などは、既に開発され終わっていたので遊び心でお残しになられたそうです。

ちなみに、FF5とマップがそっくりなのも、オメガウェポンやギルガメッシュが出てくるのも、FF8の世界がFF5と同じ世界の未来だからだそうですよ。
実は当初、FF8プレイヤーキャラ全員ぶんの伝説の武器がFF5キャラ所縁の伝説の武器として出る予定だったようです。
FF5のキャラが残留思念として出てきて、FF8のキャラに武器継承をするイベントも想定されてたらしいのですが容量の都合によりカット。

CDの容量が無限と思われていた時代ならではの、実に微笑ましいエピソードですよね。


※注1:スクウェア(現スクウェアエニックス)に在籍し、「FFシリーズ生みの親」として有名な坂口博信氏。
彼が深く関わったFFは、PSで発売された「FF7」まででありFF8以降は「エグゼクティブP」として開発の中心からは少し離れてましたが、
現在はスクェアエニックスから離れ、ゲーム制作会社ミストウォーカー代表取締役社長を勤められておられます。……たぶん。

※注2:ミニゲームもカード以外にも釣りゲームとかリズムゲームとかバイクゲームとか入れる予定だったのが没になったらしいです。

P・S・
ちなみに坂口氏の記事によれば、アルティミシアの正体を示す“Re;No=A”というアナグラムのうち、“A”はアルティミシアのことを示しているらしいですよ。
そのことにお気付になられたのは、徹夜でへとへとになっている時に偶然にらしいですが(笑)
気付いた時は運命とか神憑り的なものを感じ、驚きの余り、思わず身震いしたそうです。
そしてすぐ、そこに気付いた俺凄ぇなと(笑)自画自賛し、興奮なさったそうです。
ちなみに後日談として、坂口氏が後々よくよく考えてみたらアルティミシアの“ア”は実はAではなくUじゃないか!と御自身でお気付きになられたというオチもありますがね(微笑み)。

坂口氏がこの説をFF8のシナリオに絡めようとしていたのは、まず間違いのないことでしょう。