かつて俺は、今は亡きヤングサンデーを購読していた。

Bバージンやゼブラーマンなどが連載していた時期だ。


その頃、小林よしのり先生の漫画も連載していた。

その漫画とは「最終フェイス」。

モテてモテて仕方ないイケメンの主人公が、ブスなヒロインに付きまとわれ、コイツだけは有り得ないと遠ざけようとするが最終的にブスなヒロインを中身で選ぶというものだ。


これに影響され、俺は1日で1本の小説を書き上げた。


『ブスの瞳に恋してる』


そして勢いづいた俺は翌日には、

『ブスの瞳に恋してる2』

を書き終えた。


この2作品は、正直、そんなに出来栄えいいとは思ってなかったのでそのまま忘れてた。

するといつの間にか、鈴木おさむ名義で小説化され、ドラマ化されていた。

俺は、「は?」と思った。鈴木おさむって誰よ?

その後も鈴木おさむは、俺のネット上の小説を次々と剽窃していった。


その出来事は、また別の機会に。