いつしかの漫才グランプリ

今や超有名のお笑い芸人さんが決勝戦にて

 

“既にお客さん誰もが自分らの事知っているのを前提”

 

で敢えて逆手に取ったギャグとして発せられた言葉が

「名前だけでも覚えて帰って下さい」だったらしくて

 

昨今のインディーズシーンでもよく使われてるお馴染みの言葉

でも皆 多分そういった元々の意味とは違った意味で使っている

本気でそう思って言ってるんならそれはそれで全然良いんだけど

元々は違う意味で使われたって事に気付くと なんか少し焦りませんか?

 

僕らが当たり前のように使ってる言葉や表現

すっかり馴染んでいる言い慣れているセリフ

常識として刷り込まれてる行動やアクション

 

それって本当に正しいのか

それって本当に使えるのか

それって本当に必要なのか

 

そんな事を考え出したら 自分の発する言動一つ一つが諸刃の剣のような気がして もしかしたら気付かぬ内に思わぬ形で誰かを傷付けてるかもしれなくて 何も言えなくなっていく 何も話せなくなっていく 何も表現出来なくなっていく

 

その地獄のように長いトンネルを抜け出した言葉の集まりが 僕にとっての歌詞

あなたにだけでも 今だけでも伝わりますようにと 明日も全力で歌います

 

おやすみなさい