子供たちのテストも終わったので、今夜子供たちに離婚のことを伝え、来週もしくは今月中に家を出て行くことも伝えた。全く泣くつもりはなかったが、言葉に詰まるぐらい泣いてしまった。子供たちは冷静に受け止めていた。まあ、3年前にも離婚の方向だと伝えたことがあるので、特別なショックはなかったようだ。
今日も上の子供は言っていたが、小さい頃から俺とダメ妻が会話をしている記憶がないと言っていた。俺は敢えてダメ妻の悪口は言わないようにした。言いたいことは膨大過ぎるほど膨大にあるが、それによって子供たちのダメ妻に対する印象が変わってしまい、離婚後のダメ妻と子供たちの関係にひびが入ったら、子供たちが不幸になってしまうからだ。
ただ、俺がひとつだけ言ったのは、俺は何度かダメ妻に修復を試みたが、ことごとくダメだったことを言った。ダメ妻が別に話をしなくてもいいというメールも俺は保存していることを言った。
明日、ダメ妻の家族が来ることになったようだ。もちろん、俺は出かけるが、このタイミングで家族を家に来させるダメ妻とダメ妻の無神経さに呆れる。子供たちの前で離婚の話が出るのは間違いない。話の内容によっては子供たちの前で言う必要がないことも話題に上がるかもしれない。離婚届の証人の署名をしてもらうのなら、ダメ妻が実家に行って書いてもらうべきだ。まあ、結局そういう家族なのだろう。
正直、子供と離れるのは辛い。頭にくることはあるが、今でも可愛いと思っている。以前にも書いたが、俺はよく子供たちに怒ったり、小言を言ったり、叩いてきたりしてたが、子供たちに「こんなに愛情を注がない父親も珍しいよな」と言ったら、「注ぎ過ぎだよ、こんなお父さんいないよ」と言われたぐらいだ。それぐらい可愛がってきたと自負している。
子供たちに会えなくなるわけではないし、親子関係は一生続く。単身赴任で会える頻度が減るのと同じだと割り切るつもりだ。だからと言って、俺が離婚に悲観的になっているわけではない。逆にこれからの新しい生活にかなり前向きになっているぐらいだ。