第百二十三話 | X1号の人生再出発

X1号の人生再出発

バツイチという表現は好きではないので「エックス・ワン →X1」と言おうかなと思います。
離婚後の日常を綴っていこうかなと思います。

昨日は有休だったので昼から実家に行った。先月、先々月と俺の父親は帯状疱疹がひどく、掃除機をかける気力もなかったので、俺が実家に行った時に掃除機を掛けていたのである。昨日もそのつもりで行ったのだが、ようやく帯状疱疹は治まったきたようで、床を雑巾掛けするぐらいまで回復していたので、ホッとした。

 

偶然にも前日に妹が実家に来たようで、その際に父親が相続のことについて改めて聞いたとのことだった。別に容態が悪いわけでなく、事前に準備をしておくというのが父親の方針なのだ。正月にもその話題に触れたのだが、妹としては俺が実家を相続することに異論はないとのことだった。銀行の口座は妹が相続するのだが、さすがに俺も妹も口座の残高は知らない。

 

俺としては離婚に伴い俺は実家に戻るので、今の家は財産として失うわけだが、代わりに実家が自分の財産になるので、住まいは生涯安泰である。(ただ築35年ぐらい経つので、一生住むのなら建替えが必要になるだろうが。)離婚時期が遅れていることに伴い養育費は減ってくるし、家のローンは一昨年完済しているので、給料の口座残高は順調に増えている。

 

仮に住宅価格(複数社から査定済み)が1,000万+俺の給与口座残高が500万、養育費を250万とする。財産分与としては(1000万+500万)÷2=750万となる。俺がもらう750万から養育費の250万を相殺しても、500万残るのだ。つまり500万ということは、給与口座とイコールなので、俺はまるごと給与口座を自分のものにできるのだ。

 

なので既に隠し口座には約1,000万、結婚前の定期預金200万にプラスして、給与口座の?00万を確保して離婚できるのである。