第二百七十八話 | X1号の人生再出発

X1号の人生再出発

バツイチという表現は好きではないので「エックス・ワン →X1」と言おうかなと思います。
離婚後の日常を綴っていこうかなと思います。

今夜、7時半頃に帰宅すると、またもリビングには暖房がついておらず、室温は15℃を切っていた。ダメ妻はインフルの病み上がりのくせに、こたつには入っていたが、普通で考えれば寒いはずである。この前もそうだったが、完全に温度音痴になっているのだろうか?去年の夏もエアコンも扇風機のない和室で室温33℃はある中で、1時間以上は昼寝していたぐらいである。

 

俺が夕飯を食べている時、ダメ妻はテレビ東京の旅番組を観ていたが、ほとんどスマホを見ていた感じだった。ちょうど今のところ最後の家族旅行である湯西川が映っていた。もちろん、行った場所も映っていたが、ダメ妻はほとんど見向きもしていなかった。

 

普通なら自分が行ったことのある場所が映れば、目を向けると思うが、「興味・関心の範囲が極端に狭い」ダメ妻だからなのか、特別な感情は湧かなかったようだ。俺はひとりで、心の中で「ここ行ったなー」とか「ここ通ったなー」とか言っていた。

 

まあ、確かにこれまでの家族両行も全て行程は俺が決めていたし、もちろんダメ妻からここに行こうと言うこともなっかったので、旅行自体もたいして思い入れはないのだろう。本当につまらない人間である。