第九十二話 | X1号の人生再出発

X1号の人生再出発

バツイチという表現は好きではないので「エックス・ワン →X1」と言おうかなと思います。
離婚後の日常を綴っていこうかなと思います。

今日はバカなダメ妻の家族が来た。俺は昼前から出かけた。午後は下の子供の部活があることを知っていたが、俺は恐らく部活は休むなと思っていた。帰宅して、子供に聞いたら案の定、部活は休んだと言っていた。

俺が子供に聞く前に確信を得たのは、俺が帰宅しても、靴下が学校のものではなかったからである。要は、ダメ妻はダメ妻の家族が来るので、部活を休ませたのと同じである。毎月来ているにもかかわらず、そこまでして自分の親に会わせなければいけないのだろうか?

遠くに住んでいて、めったに来れないのであれば、今日の部活を休む理由は問題ないと思う。しかし、ダメ妻の家族の場合は全く違うのである。結局は子供のことよりも、自分と自分の家族(ダメ妻の両親と姉=社会人経験ゼロ&無職&未婚&メタボの姉)を第一に考えるのである。俺は本当に呆れて怒る気力も沸いてこなかった。

俺も下の子供には注意した。休むハードルを下げてしまうと、休み癖がつくかもしれないと。毎月、欠かさずダメ妻の家族は来るので、毎月土曜日1回は部活を休むことになるからである。別に部活を休んでもいいのである。ただ、休む理由がダメ妻の家族が来るためとなると話が違う。

ダメ妻の家族は12時頃に来て20時半頃まで滞在するのである。休みの日の午後の部活は16時半過ぎには帰宅する。時間的には十分会えるだろう。俺は子供の部活を休ませてまで実家に行くつもりはない。俺は子供を連れて行けなければ、ひとりで実家に行って、父親とコミュニケーションをとるようにしているからだ。