第八十二話 | X1号の人生再出発

X1号の人生再出発

バツイチという表現は好きではないので「エックス・ワン →X1」と言おうかなと思います。
離婚後の日常を綴っていこうかなと思います。

今日仕事での移動中、電車の中でイスラム系の人に英語で話しかけられた。
半分ぐらい聞き取れなかったが、何が言いたいのかは、だいたいわかった。
それでも、とっさに言葉が出ず、単語と身振りで何とか対応できた。

中学時代、英語はほとんど“5”だったし、300人中男子2位、全体3位という時も
あったが、そんな俺でも会話は苦手である。いかに日本の英語教育がダメか
ということだと思う。スマホなどの翻訳機能は、かなり技術が進歩しているので、
人間が覚えるよりも、はるかに正確である。であれば、難しい文法は機械に
任せて、人間は日常会話をマスターできる教育に転換すべきだと思う。

今朝、洗面所の歯ブラシ置きに水が溜まっていて、よく見たら少しカビも生えていた。
水が溜まるのは歯ブラシについた水滴をよく切らないからである。もちろん、
衛生感覚ゼロのダメ妻が、歯ブラシ置きをきれいにすることは、まずないので、
俺がきれいにすることがほとんどである。洗面所のコップも口をつけるところは、
誰かの歯磨き粉がついていることが多いし、コップの裏底も汚いことが多いので、
俺は洗面所のコップはまず使わない。口をゆすぐ時は手で水をすくっている。

以前にも書いたことがあるが、ダメ妻は口に入るものや近づくものに対しての
衛生感覚が明らかに欠如している。皿洗いも典型的な例だが、俺は今朝、
歯ブラシ置きを洗いながら、独り言ではあるが、捨てゼリフを吐いた。

「いつも適当で雑だから、こうなるんだよ。」と。もちろん、ダメ妻に向けての言葉だ。