第二百六十話 | X1号の人生再出発

X1号の人生再出発

バツイチという表現は好きではないので「エックス・ワン →X1」と言おうかなと思います。
離婚後の日常を綴っていこうかなと思います。

今朝もと言ったほうが正しいが、子供たちはなかなか起きてこなかった。
もちろん子供を徹底的に甘やかすダメ妻は、子供を無理やり起こすことは
しないで、ダラダラと寝かせていた。

学校がある日は家を出る1時間前に起こしている。朝食を食べる時間を
考慮しても支度にはたいして時間はかからないので、ダラダラ寝ていても
遅刻することはない。ただ、決まった時間に起こしているのだから、それなりの
タイミングで起きる必要があると思う。

しかし、ダメ妻は自分自身も目覚ましが鳴って、スヌーズが何度か鳴ってから
起きるのだ。ダラダラ寝ているから、よく寝過ごすことがあるのだ。そういう
人間なので、子供への起こし方も物凄く甘いのである。

結局、起こしてから俺が会社に行く寸前まで起きてこなかったので、俺は
布団を剥いで無理やり起こした。子供を徹底的に甘やかすダメ妻がそんな
起こし方などすることはないのだ。起こしてから30分近くダラダラ寝かしている
親はあまりいないだろう。それがダメ妻なのである。

俺が子供に「俺は朝は忙しいんだから、俺が無理やり起こすようなことは
させるな。」と言ったら、バカなダメ妻は首をかしげていた。バカなダメ妻は
ちょっと前から、例のバカっぽいひとり言やため息以外に、首をかしげる行為も
加わった。言いたいことがあるのであれば、堂々と言えばいいものをダメ妻の
一般的な感覚から大幅にずれた意見では、どうせ俺にバカにされるだけ
だから、自分の中で反論しているのだろう。