第二百二十八話 | X1号の人生再出発

X1号の人生再出発

バツイチという表現は好きではないので「エックス・ワン →X1」と言おうかなと思います。
離婚後の日常を綴っていこうかなと思います。

今日は直帰して早く帰宅した。早く帰宅したので当然家で仕事をしようと、食卓に座った。
すると朝俺がわざと落としておいた小さな紙くずが、まだ残っていたのですぐにダメ妻が
掃除機を掛けていないとわかった。俺は仕事をする前に、情けないことに掃除機を
掛けなければいけないのである。

子供たちはゲームをしていたが、掃除機の音で上の子供はうるさいと言ったが、俺は
掃除機を掛けない奴に文句を言えと言ってやった。昨日掃除機のダストカップをきれいに
したので、何もない状態から、今日俺が掃除機を掛けて、早くもけっこうゴミが溜まった。
俺はそれをイヤミったらしく見せた。

俺はついでに、子供たちに掃除機を掛けてもいいだぞと言った。月曜から金曜は子供たちで
交代でやってくれよと冗談で言った。半分冗談だが、ここまで言わせてしまうのは、全て
だらしないダメ妻のせいなのだ。俺はさすがにダメ妻に「クズ人間」とは言わないが、
子供に「クズ人間」と言われても、まさにその通りなので、俺は注意のしようがない。