第十五話 | X1号の人生再出発

X1号の人生再出発

バツイチという表現は好きではないので「エックス・ワン →X1」と言おうかなと思います。
離婚後の日常を綴っていこうかなと思います。

今夜帰宅し、リビングを通ろうとしたら、フローリング部分に子供の
服が脱ぎ捨ててあった。その近くにはダメ妻が座っており、間違いなく
服は視界に入っている。だらしないダメ妻にとって、そんなことは全く
気にならないのである。

まあ、ここまではほぼ毎日の出来事ではあるが、今夜、いつものように
子供に服を片付けるよう注意をすると、ダメ妻は、「はぁー」みたいな
ため息をついていた。俺の小言をうるさく思っているのは確かだが、
子供は素直に片付ける。結局は、脱ぎっ放しの服を片付けるように
注意を全くしないダメ妻が一番悪いのである。

こういうことを父親が注意しなくていけない我が家は、間違いなく変わって
いる。しかも子供はちょうどリビングの通り道に脱ぎ捨てるものだから、
服があればまたがなくてはいけないし、邪魔なのである。
俺は当たり前のことを注意しているのだが、そういった当たり前のことが
ダメ妻はできないのである。


話は変わって、俺の大学の先輩でWikipediaに載っている人がいる。
さらに大学をWikipediaで調べると、主なOBでその先輩も載っている。
しかも昨年後半、今年と雑誌にも2回ほど取り上げられている。

その人には大学時代かなり世話になったというか、遊び仲間でよく
泊めてもらったりして、かなり仲良くしていたし、俺の結婚式でも
乾杯の挨拶をしてもらったぐらいである。

彼が地元に帰ってからは、すっかり連絡の回数が減り、今ではfacebook
でしか彼の動静を知ることはできない。かなり立派になってしまって、
facebookにコメントするのも恐れ多いほどの地位になってしまった。(苦笑

彼は俺より2つ年上で、しかも大学院に進んだので、先輩とはいえ4年間も
遊ぶことができた。俺の大学生活が楽しかったのは間違いなく彼のおかげで
ある。こういう先輩がいるのは俺のちょっとした自慢である。