明日の朝は今日よりも気温が下がるみたいだ。確かに外は風が強くなってきているし、
部屋の中もいくらか寒くなってきた。寝る前にNHKの845ニュースで天気予報を見ている
にもかかわらず、ダメ妻は最近の暖かい日と同じぐらいの感じで、子供たちと寝ようと
していた。どう考えても、かけ布団1枚では、一桁の最低気温だと寒いだろう。
俺が子供に対して、明日の朝は寒くなると言ったが、ダメ妻は特にかける物を用意する
ことはしなかった。そして、そのままいつものように9時過ぎに就寝した。
確かに、この時間なら2階の部屋はまだ暖かさは多少残っている。だが、朝になれば
当然寒くなる。バカなダメ妻は、どうでもいいとして、子供には1枚薄い掛け物を用意して
俺が寝る時に掛けてあげるつもりだ。こんなことまで父親が気にかけなかればいけない
のである。無気力でバカなダメ妻だから、俺がやるしかないのである。
俺の掛ける物は、寒くない時は寝室に置いてあるのだが、どういうわけかバカなダメ妻は
押入れに片付けてしまう。普段、片付けなどあまりやらないくせに、これだけはすぐに
片付ける。どういう心理なのだろうか?まだ寒くなることもあるのに、バカのひとつ覚え
みたいに片付けるのである。
バカなダメ妻は片付けの優先順位がわからないのだろう。結局、俺がまた出すので、
バカなダメ妻は無駄なことをしているのである。俺も再び出すので手間になる。ほんとに
バカな人間である。