今朝は燃えないゴミの日。第二十七、二十六話で書いたが、土日に大量に
出たゴミが捨てられる日である。ダメ妻は、意味不明だがため息つきながら
ゴミ出しの準備をしていた。
不要なものを処分せず、貯めに貯め込んだ子供のおもちゃ関係の膨大な
量にうんざりしたのだろうか?しかし、全て身から出た錆。ダメ妻がだらしない
から、俺と子供で大規模なリストラをしたのである。
そういえばダメ妻は寒がりである。確かに女性は冷えやすいというのも理解
しているが、ダメ妻にはそれは認めたくない。なぜなら体を動かさないから
寒くなるのである。例えば、昨日の午後は昼食後の片付けから、夕飯の準備
まで、ほとんど座っていた。俺が何が言いたいかと言うと、要は掃除や片付け等を
あまりやらないので、体を動かす機会が少ないのである。やるべきことをやらずに、
寒いと言っているダメ人間が暖房つけて暖まる権利はない。
俺は子供にも言うが、「ここまでお父さんが掃除する家は珍しいからな。」と。
だから俺はさらに子供には、ダメ妻みたいな人間をお嫁にするなと言っている。
子供にとって、ダメ妻から学ぶことは一切ないし、間違って学んでしまったら、
ろくな人間にはならないからである。